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およそ1歳児の生活習慣
子供の発達というと「立つ」「歩く」といった運動面や、「言ってることがわかる」「言葉が話せる」といった言語面に注目しがちです。
しかしながら、子供の発達は多面的で、「生活面」の発達というのも大事です。
その子にどんな生活習慣が備わっているかは、後の保育園や幼稚園の生活にも影響していきます。
個人差はありますが、
1歳頃になると排尿を事後報告したり、衣服を一部自分で着脱できたりなど「部分的に」自分でできることが増えていきます。
1歳児に生活面の発達
自分で口元を拭く
汚れたら口元を拭いたり、あるいは拭いてほしがったり。
手が汚れたら拭いたり、あるいは拭いてほしがったり。
衛生面に意識が向き始めるは1歳台頃からです。
食べ物以外を口に入れることが減る
幼い頃は、おもちゃや身の回りにある物をなんでも口に入れる時期があります。
それは発達における自然な過程です。
一方で、認知機能が発達するに従い、食べ物とそうでない物の区別が次第についてきます。
食べ物以外を口に入れる機会が減ってくるのもこの頃からです。
帽子をかぶる
部分的ですが、衣服の着脱も少しずつ興味が出てでき始めます。
ストローで飲む
ストローで水分を飲む口の動きもこの頃から。
まあ、慣れや頻度にもよりますが。
排便・排尿の事後報告
例えばおしっこが出た後に、「ちっち」といってオムツを指さすなど。
出る前に予想して親に報告することはまだ難しかもしれませんが、
1歳台になると排尿・排便の事後報告はできはじめるかもしれません。
おわりに
子供の発達には個人差があります。
ペースも様々で、1つの側面だけでその子の全体を語ることはできないものです。
あくまで参考程度に、その子自身のペースを大切にしてあげましょう。
また、子育てにおいては気になることを気軽に相談できる環境も大切です。
子供の成長が気になったら、一人で悩まず相談する一歩を踏み出してみましょう。
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参考資料
『遠城寺式乳幼児分析的発達検査法について』(認知神経科学会)2023年3月18日閲覧