5歳児の発達

【小児】5歳児ができる手先の器用さ~発達の特徴と目安~

公開日:2019年4月23日


 
 

およそ5歳でできる手先の器用さ

一般的に、3~4歳頃になると「ボタンをはめる」といった日常生活に必要な指先の動きが身についてきます。

さらに6~7歳頃になると折り鶴を折ったりピアノを弾いてみたりとずいぶん技巧的なことができはじめます。

そのため、5歳頃というのはちょうどこれらの中間にあたります。

5歳頃になってくると、生活に必要な動きというよりは、より楽しく知的好奇心を満たすために手先の動きを獲得していきます。

以下、およそ5歳児の上肢機能の発達をみていきましょう。

 
 
 

5歳児の上肢機能の発達

紙飛行機を折る

折り紙は紙の淵を合わせて折る器用さが必要です。
紙飛行機はおよそ5歳前後から作ることができてきます。

 
 

物を絵を書く

漫然と書くのではなく、「車を書こう」「お花を書こう」と目的を持って書き、それがある程度は特徴を捉えている。

ものすごく上手である必要はありません。

ただ、「知っている物を書こうと思えばそれなりに書ける」、そんな時期です。

 
 

絵日記を書く

過去を振り返りそれを絵におこせるのも5歳頃からです。

例えば「お母さんとお買い物に行った絵」「お父さんと公園でサッカーをした絵」などです。

先述の「物の絵を書く」と異なり、こちらはシチュエーションを書くということです。

 
 

昆虫採集

虫取り網などで昆虫を捕まえるのもこの時期から。

昆虫をただ追いかけまわして終わるのではなく、

昆虫の俊敏な動きに注意して予測して捕まえることができてきます。

 
 

テレビやDVDプレーヤーの操作

家電の操作も5歳頃になるとずいぶん上手です。

ただし、最近の子はスマホやタブレットは触り慣れていますからそういった物はもっと早いかもしれませんね。

ここでいう家電は、DVDプレーヤーやレンジのような、ボタンが付いていて操作を1回覚えないと使えないような家電です。

 
 

コレクションをする

小さいシールや消しゴムなど、一見すると失くしそうなものをきちんと貯めてコレクションできるのもこの時期からです。

 
 
 

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参考資料

-5歳児の発達

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