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5歳でしりとりができないとき
5歳でしりとりが難しい場合は、リズム遊びなどで音の区切り・構成に触れる活動を行うと有意義でしょう。
また文字が読める子であれば文字などを使って視覚的に言葉の構成を知ることも方法の1つです。
ただし同じ5歳でも発達段階はその子によって様々です。
しりとりができない場合も、その背景は様々でしょう。
その子の発達状況をよく知り、その子に合った指導法が大切です。
しかしながら要点としては、「しりとり」は単語の音を抜き出したりその音から他の単語を連想する「言葉の音に着目した遊び」ですので、言葉の音の認知を促すことが大切になってくるでしょう。
解説
しりとりは何歳頃からできるのか?
一般的に子供がしりとりをできるようになるのは5歳前後です。
もちろん子供の成長には個人差がありますのであくまで目安と考えましょう。
「しりとりができる」とはその規則性を理解しある程度しりとりを続けることができることを指します。
これは丸暗記でないということを指します。
「『あ』のつく言葉は?」などと聞いて、1個ではなく2個以上言葉を思いつくことができるかもしりとりの力の目安となるでしょう。
5歳でしりとりができないことは遅れているのか?
先述のように、目安としてはしりとりは5歳前後くらいからできるようになる遊びです。
こちらもあくまで目安ですが、幼児期の発達は一般的な傾向から1歳以上の差があると要観察となることが多いです。
このため、5歳でしりとりができないという状況は言葉の発達が早くはありませんが遅いと断定もしにくい時期かと思います。
その他の発達の側面も総合しての判断となるでしょう。
しりとりの大切さ
しりとりができないと大人になって必ず困るというわけではないかもしれませんが、しりとりができるということは言葉の音の認知ができるということであり、これらは読み書きなどの能力にも通じます。
このため、しりとりなどの言葉遊びを通して言葉の音の認知を促すことは有意義であり大切なことの1つと言えます。
しりとりの教え方
しりとりができないということは、言葉の音の構成が認知できていないということが考えられます。
例えば「くるま(車)」という単語が「く」「る」「ま」という3つの音でできていることがわかっていないということです。
試しに「『くるま』って言葉は、く……る……次は?」などのようにゆっくり区切って聞いてみると答えることができない可能性があります。
あるいは、「『くるま』は最後の音は『ま』だけど真ん中の音は?」といった質問もあります。
これは「くるま」という塊でしか言葉を認知していないからです。
しりとりをできるためには単語の音の構成を理解し分解できる必要があります。
歌を歌いながら手を叩いてリズムをとるなど、言葉を区切る練習もしりとりの前段階として有効でしょう。
その他、例えば「くるま」であれば指を3本立てて一本ずつ指さしながら「く・る・ま」と視覚化しながら言ってみてもいいでしょう。


