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およそ6歳児のコミュニケーション
6歳とは保育園や幼稚園の年長さんに相当する時期ですね。
小学校入学前、ずいぶんと集団生活も巧みになってくる時期です。
6歳児のコミュニケーション面の特徴としては、自分から公正な方法で物事を決めることができるようになりつつある点です。
例えば1つしかないお菓子を自分も欲しいけれど、「じゃんけん」で勝った人がもらえるように提案したり。
あるいは、小さい子の面倒を代わりにみるなど「お兄ちゃん」「お姉ちゃん」な側面もずいぶんとでてきます。
以下、6歳児のコミュニケーション面の発達をもう少し詳しく。
6歳児の対人関係の発達
じゃんけんで物事を決める
例えば友達や兄弟と2人でいて、お菓子が1つしかない。おもちゃが1つしかない。
こういったときに、じゃんけんで勝った方がもらえると自発的に考えることができる。
「欲しい」「自分が」の一点張りではなく、じゃんけんやくじ引きなど公平な決め方で物事を決めようとできるのは6歳頃からです。
お金を貯める
お小遣いやお年玉。
もらったお金をすぐに使わず、お金を貯めてみようとするのもこの頃からです。
組織的な遊び
友達同士で野球をしたり、警官や消防士ごっこをしたり。
一定のルールや組織性のある遊びができるのもこの頃から。
内緒話をする
子供も大きくなってくると、周りや大人に言えないことも増えてきます。
場面の状況を読みとり、内緒話やヒソヒソ話をできるのも6歳頃から。
年下の子のお世話
6歳頃になるとずいぶん自分の身の回りのことができるようになります。
そして年下の子のお世話をする余裕も出てきます。
いたずらと反省
いたずらが楽しいのも6歳頃。
その背景にはやはり他者のリアクションや場の状況の理解が進むからです。
一方で、他者との関係性にも意識が向くぶん、
いたずらは好きだけれど、叱られるとやはりショックで反省もします。
いたずらは好き。
けれど叱られると反省して次からは気をつけるのも6歳頃から。
おわりに
子供の発達には個人差があります。
ペースも様々で、1つの側面だけでその子の全体を語ることはできないものです。
あくまで参考程度に、その子自身のペースを大切にしてあげましょう。
また、子育てにおいては気になることを気軽に相談できる環境も大切です。
子供の成長が気になったら、一人で悩まず相談する一歩を踏み出してみましょう。
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