6歳児のお手伝い
6歳児のお手伝いは内容だけでなく、「必要なタイミングで自ら動けるか」もポイントです。
「○○のときは○○をする」「○○時には○○をする」といった、あらかじめ家族で決めたタイミングに子供が自ら動けるかがポイントになるでしょう。
これらは子供の自立の練習でもあると言えます。
以下、個人差はあるでしょうが子供の発達の背景を踏まえた、お手伝いの例を挙げていきます。
お手伝いの例
雑巾で拭く
6歳頃は水で濡らした雑巾をしぼる動作も良い経験となる時期です。
家の床を雑巾で拭く家庭は今時少ないかもしれません。
しかし小学校では雑巾を使う機会はあるでしょうから、良い練習となるでしょう。
濡らした雑巾をしぼるには、腕の器用さと力が必要です。
ほどよい加減で雑巾をしぼることは、子供によっては初めてだと難しい場合もあります。
びしょびしょにならないよう、しっかりと雑巾をしぼることができる経験を積んできましょう。
就寝の促し
6歳頃は決まった就寝時間に寝ることができはじめる時期でもあります。
決まった時間に自分から布団に入る、就寝準備をすることは健康的な生活リズムを作る上でも重要です。
家族で就寝時間を決め、その時刻になったら就寝準備を手伝うことにすれば夜更かしもせず一石二鳥でしょう。
布団を敷く手伝いをする、電気を一段階暗くするなどの役割を担うといいかもしれません。
時間に合わせた行動
6歳頃は時間に合わせた行動の練習も良い経験でしょう。
保育園に行く時間になったらテレビを消す係など、子供に時間に応じた役割・手伝いを設定すると生活リズムが整うことにも役立つでしょう。
まだ時計を見ることに慣れていない場合は、「長い針が6になったら」などその子にわかる表現にしてあげると取り組みやすいでしょう。
時計を見て行動する習慣をつける上でも有意義です。
年齢別のお手伝いの一覧