ブロックスとは?
ブロックスとは、手持ちのピースをできるだけボードに置けた人が勝ちというボードゲームです。
日本ではUNOで有名なアメリカの玩具メーカー「マテル」により販売されています。
ブロックスはいくつか種類がありますが、おおむね以下のような特徴を持っています。
- プレイ人数は2~4人
- 所要時間は20分前後
- ルールは視覚的でシンプル
- 子供から大人まで遊べる奥深さ
ブロックスは家族や友人同士でわいわい遊べるおすすめのボードゲームの1つです。
解説
ルール
ブロックスは参加者が順番にピースを1つずつボードに置いていき、手持ちのピースをできるだけたくさん置けた人が勝ちというゲームです。
ピースはテトリスのような正方形が組み合わさったピースで、大小様々な形があります。
ピースを置く際、自分のピースに角が接して、しかし辺は接していけないというのがブロックスの最も特徴的なルールであり奥深さです。
ピース同士は角をくっつけないといけませんが、テトリスのように隙間なく辺を詰めてはいけません。
このため考えながらピースを置かないとあっという間にボードに無駄な空白ができてピースを置けなくなってしまいます。
このようにブロックスはパズルゲームであると同時に陣取りゲーム(テリトリーゲーム)でもあります。
「角が接してなおかつ辺は接していけない」というのは言葉ではイメージしにくいかもしれませんが、実際に見たりやってみるとすぐに理解できるでしょう。
ブロックスはルールがシンプルなのにゲーム性は深いのが魅力の1つです。
対象年齢・所要時間
ブロックスの対象年齢は7歳以上に設定されています。
これは体感としても妥当と思います。
ただし小学校1~2年生の場合(子供にもよるでしょうが)ルールは理解できてもそこまで戦略的なプレイはできないかもしれません。
個人差はあるでしょうが、小学校高学年くらいになってくれば、大人ともいい勝負ができてくるでしょう。
所要時間は20分ほどで、1回のゲーム時間が長すぎないため気楽に行えるのも魅力です。
ブロックスの歴史・位置づけ
ブロックスは2000年に誕生した比較的新しいボードゲームです。
比較的新しくはありますが誕生から20年以上経っていますし、複数のおもちゃ賞も受賞していることから、質の伴ったボードゲームと言えるでしょう。
ブロックスの良いところ
ブロックスの長所はシンプルなルールでありながらゲーム性が深く、飽きずに長く遊べる点です。
これは囲碁や将棋、オセロ(リバーシ)などに通ずるものがあります。
ブロックスのルールは先述の通りシンプルですが、こうすれば絶対勝てるというネタバレのような必勝法はありません。
またサイコロを振るような運の要素もないため、自分の戦略がそのまま勝敗に影響します。
ルールがシンプルなのですぐに遊び始めることができ、けれどやればやるほど深く、やっていく中で上達していく。
ブロックスは大人と子供でやっても楽しいですし、子供が大人になっても楽しめるゲームと言えます。
ブロックスの種類
参考資料
『ブロックス』(マテル)2022年11月3日閲覧