子供にガムな何歳から?
子供にガムって何歳くらいから食べさせていいものなのでしょう?
虫歯予防、口臭予防、気分を変えたい、なんとなく。
理由は様々ですが、ガムを噛むことってありますよね。
大人が食べていたら子供も欲しがりますよね。
あるいは、ちょっとした景品で子供がガムをもらうこともあるかもしれません。
個人差や家庭の方針はあるでしょうが、
子供にガムを食べさせるなら3歳以降、
もっと無難にいきたいなら5歳以降が1つの目安になるかと思います。
以下、今日はガムを食べさせる年齢について。
子供の咀嚼能力の発達
ガムは当然ながら「噛む」ことが重要になりますね。
噛むことを専門的には「咀嚼(そしゃく)」なんて言ったりします。
以下の
で詳しく触れましたが、
咀嚼能力は幼児期後半(3歳~6歳)に徐々に習熟していきます。
このように考えると、
3歳頃からならある程度は上手にガムを噛めることが予想できますね。
ガムと子供の窒息事故の関係
ガムが他の食品と異なる点は、最後は飲みこまずに出すという点ではないでしょうか。
どんなに噛んでいてもガムは自然と口の中からなくなるものではありません。
どこかのタイミングで自分で吐き出す必要があります。
ガムを噛んでいて、間違えて飲みこんで窒息してしまったら。
幼い子にガムをあげる際に親はそんな心配をしてしまいますよね。
上記の記事で詳しく書きましたが、
子供の場合、窒息事故が最も多い年齢層は1~4歳の時期です。
だから5歳以降なら安心かと言えばもちろん過信はいけないですが、少なくとも上記のデータはひとつの参考になりますね。
まとめ
子供にガムは何歳から食べさせていいものなのでしょう?
個人差はあるでしょうし、かっちりと決まりがあるわけではありません。
しかしながら目安として、
子供の咀嚼能力(噛む力)は3歳頃からつきだしますから、この頃からならある程度ガムを噛むことができるでしょう。
また、子供の窒息事故は年齢的には1~4歳頃がよく起こるというデータもあるので、
5歳以降であればもう少し安全にガムを食べてくれるかもしれません。
しかしいずれにせよ、適宜親が見てあげたり指導してあげる必要はあるでしょう。
その他の記事
参考資料
『幼児の咀嚼と食行動および生活行動との関連性』(J-STAGE)2019年5月5日検索