子供にポテトって何歳からあげていいものなのでしょう？
ポテトは何歳から？
フライドポテト、おいしいですよね。
子供も好きで食べたがるご家庭も多いのでは。
ポテトって何歳から食べさせていいのでしょうか？
一般的なフライドポテトの場合、
少量であれば１歳半～２歳頃から食べさせていいでしょう。
ファーストフードなどで１人分に相当する量を食べたいのであれば、４歳前後くらいからが望ましいです。
以下、その根拠を見ていきましょう。
「ポテトは何歳から？」の考え方
フライドポテトは一般的にジャガイモを油で揚げ、塩をかけた料理です。
割とシンプルな料理ですね。
「ポテトは何歳から？」という疑問は、
「ジャガイモは何歳から？」
「油は何歳からどのくらい摂っていい？」
「塩分って何歳からどのくらい摂っていい？」
という疑問を考えることで答えが出そうです。
以下、それぞれ考えていきます。
油で揚げたジャガイモは何歳から？
離乳食完了は何歳？
厚生労働省の離乳食ガイドラインによると、
離乳食は１歳半頃に完了するとされています。
この頃にはジャガイモの摂取が可能であると考えることができます。
もちろん調理の仕方にもよりますが。
いずれにせよ、
ポテトの摂取は少なくとも１歳半以降が望ましいことが予想されます。
油はどのくらい摂っていい？
厚生労働省によると、
１日当たりの脂質の摂取量は、全体の２５％前後が望ましいそうです。
例えば１～２歳の男児の１日の摂取カロリーは約９５０kcal。
つまり約２３８kcalの油を摂取して差しつかえないことになります。
マクドナルドのホームページによると、
Ｓサイズのポテトの脂質は１２.１ｇ
グリコの栄養成分百科によると、脂質は１ｇあたり９kcalです。
つまりＳサイズのポテトの油のカロリーは１０８.９kcal
１日は３食と仮定します。
当然、朝・昼・夜では食事量は異なりますが、仮に３等分してみます。
１～２歳の男児の１日の摂取カロリーは約９５０kcal。
よって１食あたり約３１７kcal。
このうち２５％に相当するのは７９.２５kcal。
あら、１～２歳の男の子がマックのＳサイズのポテトを食べると油の摂り過ぎみたいですね。
厚生労働省によると、１日に必要なカロリーは
１～２歳：950kcal(男)・900kcal(女)
３～５歳：1300kcal(男)・1250kcal(女)
６～７歳：1550kcal(男)・1450kcal(女)
８～９歳：1850kcal(男)・1700kcal(女)
１０～１１歳：2250kcal(男)・2100kcal(女)
１２～１４歳：2600kcal(男)・2400kcal(女)
となっています。
上記から、
マックのポテトＳサイズを食べても１食あたりの脂質摂取に支障がないのは、３～５歳以降と考えられます。
ただし、これはポテト単品で考えた場合です。
他にも何かを食べるなら、その分の脂質も考慮しないといけないでしょう。
ポテトの塩分
次に、ポテトの塩分について考えてみます。
次のページに続きます。
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