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子供にコーラは何歳から?
子供にコーラって何歳くらいから飲ませていいのでしょう?
家庭の方針にもよるでしょうが、
子供にコーラを飲ませるなら5歳以降が無難かなと考えられます。
親として子供にコーラを飲ませる上で心配になるのが、
- 炭酸は大丈夫か?
- 糖分は大丈夫か?
- カフェインは大丈夫か?
といったことですね。
それぞれ見ていきましょう。
コーラの炭酸は大丈夫?
まず、あの発泡性のある「炭酸」は人体にどのような影響があるのでしょうか?
炭酸水が体に良いか悪いかは、論文や専門家でも意見が分かれていて、はっきりとはしていません。
また、胃腸が弱い人には炭酸水の刺激がマイナスに働くし、炭酸水と相性が良い人は便秘解消などにつながります。
要するに、
炭酸水は体に良いか悪いかは個人の体質によるので状況によっての判断ということになります。
これは大人も子供も一緒で、
「子供だから」炭酸が良い・悪いといったことはありません。
子供が飲めるなら飲めばいいし、好まないなら無理に飲まなくていいといった感じです。
コーラの糖分は大丈夫?
甘い物と虫歯
コーラに限らず、子供が糖分を摂取する上で心配なのが虫歯ですね。
詳しくは以下をご参照していただきたいのですが、
子供の頃は大人と比べ虫歯になるリスクが高い時期です。
とは言うものの、成人するまでまったく甘い物を摂らないというのも現実的ではないですよね。
そこで現実的な案として、
まずは乳歯の時期に虫歯がない生活習慣を作るというのはいかがでしょう。
生活習慣をしっかり築ければ、永久歯のときも心強いですね。
甘い物は3歳以降、できれば6歳以降が無難です。
コーラの糖分は?
コーラにはどのくらいの糖分が含まれているのでしょう?
コーラので有名な商品である「コカコーラ」を例に考えます。
コカコーラのホームページによると、
コカコーラの糖分はおよそ100mlあたり11.3gとなっています。
子供の1日当たりの糖分摂取量は?
では、子供は1日当たりどのくらい糖分を摂って大丈夫なのでしょう?
詳しくは上記の記事を参照していただきたいのですが、
児童の1日の砂糖の摂取量の目安は25~50g以下が望ましいとされています。
コーラのカフェインは大丈夫?
コーラのカフェインは?
他の炭酸飲料と異なり、コーラにはカフェインが含まれておりこれが親としては子供に飲ませる上でちょっと心配ですね。
コカコーラの場合、100mlあたり10mgとなっています。
子供の1日当たりのカフェイン摂取量は?
一方で、子供は1日のどのくらいならカフェンは許容範囲なのでしょう?
カフェインの推奨摂取量は1日あたり
4~6歳は45mg
7~9歳は62.5mg
となっています。
まとめ
子供にコーラって何歳くらいから飲ませていいのでしょう?
あくまで目安ですが、
コーラを飲ませるなら5歳以降が無難です。
1日の量としては、500mlのペットボトル1本以内にとどめるといいでしょう。
その他の記事
参考資料
『飲料に加えた炭酸が女子大学生の消化管機能や味覚に与える影響』(J-STAGE)2019年5月9日検索
『炭酸水による口腔への刺激が深部・末梢体温に及ぼす作用』(J-STAGE)2019年5月9日検索
『「炭酸水による体温低下抑制作用」について静岡県立大学との共同研究で確認』(J-STAGE)2019年5月9日検索
『「コカ・コーラ」に糖分はどのくらい含まれていますか?』(コカ・コーラ)2019年5月12日検索
『「コカ・コーラ」に含まれるカフェイン量はどのくらいですか?』(コカ・コーラ)2019年5月12日検索
『一般的なコーヒーやお茶に含まれるカフェイン量はどのくらいですか?』(コカ・コーラ)2019年5月12日検索