いじめ

【年齢別】いじめへの対応方法・指導方法(小学生・中学生)

公開日:2025年4月17日


 
 

いじめへの対応方法・指導方法

 当然ながら、いじめの実態は個々で異なり個別に寄り添った対応を行うことが大切です。

 一方で、いじめの内容・背景は子供達の年齢・心の発達状況によって一定の特徴・傾向が見られます。

 いじめに対する基礎的な知識を踏まえた上で、その子に合わせた寄り添った対応を行うことが有意義でしょう。

 以下、子供の発達を踏まえたいじめの傾向と対策を見ていきます。

 
 
 

概要

小学校低学年期(6~9歳頃)

 この時期は子供達が多様な道徳・倫理観に触れられる機会や話せる環境が大切です。

 6~9歳頃のいじめは、「あいつは悪い奴だ」といった一方的な正義感・懲罰意識が背景にあることが多いです。

 このため何が正しく何が間違っているのか。正義は多様であり価値観も多様であること。そういった価値観を話してあげることは大切です。

 良くも悪くも大人の言動を切り取って大義名分としてしまう可能性があるため、大人自身も子供にどんな言動を見せるか気をつけていきます。

 
 

ギャングエイジ期(9,10~11歳頃)

 小学校後半である9~11歳頃の子供達のいじめ対策としては、十分な集団活動の経験の保障が考えられます。

 学校だけでなく休日も子供会や地域の行事など、集団に参加する機会を作ることは有意義でしょう。

 ギャングエイジ期である9~11歳頃は、集団の経験を育みつつ、子供達の集団の在り方が「いじめ」という間違った方向に進んでしまわない大人がバランスを見てあげることが大切です。

 
 

前思春期(11~14歳頃)

 この時期は大人の目を盗んだいじめも比較的増えていきます。
 前思春期にあたる11~14歳の時期は、多様性を認め風通しの良い集団を作れるよう大人がサポートしていきます。

 思春期は身体の成長なども含め、人との違いが不安で「みんなと同じ」を求めてしまいがちです。
 これが仲間外しやいじめにつながります。

 人はそれぞれ異なりますが、
 人は「それぞれが違った存在である」という点は同じです。

 「人はそれぞれ違うという点はみんな同じ」という価値観を伝えることは大切です。

 
 
 

詳細

 
 
 

参考資料

丸山真名美(1999)『思春期の心理的特徴と「いじめ」の関係』(心理科学研究会)2024年3月8日閲覧

楠凡之(1997)『少年期のいじめ問題の発生機序と教育指導 : 自我・社会性発達の観点から』(心理科学研究会)2024年4月28日閲覧

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