自分の子供を叱らない親がいる
時折、自分の子供を叱らない親がいます。
例えばおもちゃ売り場のミニカーを買ってもいないのに床でブーブー走らせる子供。
それを見ているはずなのに注意しない、あるいは叱らない親。
困ったことをやり続け反省もしていない子供と、それを叱らず周囲に申し訳なさも感じていない親。
そんな親子を見てイライラした経験がある人も多いのではないでしょうか。
子供を褒めて伸ばしましょう。
子供は自由にさせてあげましょう。
そんな子育て方針がなんとなく広まっている昨今。
上手に叱ることができない親、褒めることや自由にさせることを勘違いしている親が一定数いるような気もします。
他人に迷惑をかけてはいけない
例えばお店で買ってもいないお菓子をべたべた触る。
例えば他人の家に遊びに来て、ソファーをまるでトランポリンのように乱暴に扱う。
そういった分別のない行動を、「子供だから」とまったく叱らない親がいます。
子供を自由に育てることと、躾(しつけ)を怠ることは同じではありません。
その線引きはおそらく、「命に関わることや、他人に迷惑をかけるようなことはきちんと叱る」ということではないでしょうか。
「子供だから」「うちの子はマイペースだから」とそういった言葉で親が達観せず、周りからみっともなく思われてもきちんと叱る。
そういった泥臭ささが子育てには時として必要です。
子供を叱らないママ友とは?
子供を叱らないママ友とは、どのように付き合っていけばよいでしょう。
例えばおもちゃを無理やり取るような子がいて、その子がおもちゃを取って自分の子供が泣いてしまう。
けれど相手の親はあまり子供を叱ることなく、申し訳なさそうでもない。
結論を言ってしまえば、他人の子育てをどうこう言うことは不毛なので、そういう人にイライラしてしまう自分がいたら、その人との人間関係に距離を取ってしまったほうがいいでしょう。
また、どうしても同じ場を共有しないといけないときは、大人が介入してもいいでしょう。
相手の子が自分の子のおもちゃを無理やり取り、相手の親もそれを叱らない。
そういうときは割って入り「ごめんね。これはこの子のおもちゃだから取らないでね」そう言ってさっとその子から距離を離れます。
相手の子供が間違ったことをして、それを相手の親も叱らない。
こういった状況において自分の子供を「子供だけ」の状況にさせては酷というものです。