JoyToKeyの設定画面の一つである「Keyboard」タブの解説をします。
「Keyboard」タブはスイッチにパソコンのキーボードの動作を割り当てることができる設定画面です。
【「Keyboard」タブに行くまで】
JoyToKeyを起動します。
「Button1」など任意のスイッチをダブルクリックして設定画面へ。
【「Keyboard」タブの解説】
基本的には「Disabled」となっている枠をクリックして、設定したいキーを押せばOKです。
例えばスイッチにキーボードの「A」を割り当てたいなら、一番上の「Disabled」をクリックして「A」を押します。
【複数のキーを割り当てる】
パソコンにはショートカットキーというものがあります。
例えば「Ctrl」キーと「S」のキーを一緒に押すと、ワードやエクセルで上書き保存ができます。
このように同時にキーを押すことでいろいろな作業ができます。
補足記事:ショートカットキーの一覧
JoyTokeyには「Disabled」が4つありますので、最大4つのキーを同時押しすることができます。
先ほどの例で言うと、一番上の「Disabled」に「Ctrl」を設定。
上から2番目の「Disabled」に「S」を入力します。
【クリックとキーの同時入力】
パソコンでは「Ctrl」キーを押しながらクリックなどの操作が必要な場面があります。
具体的なシチュエーションは省きますが、そのようなキーとマウスの同時入力もJoyToKeyなら割り当てることができます。
キーの割り当ては先ほど同様「Disabled」に。
マウスの割り当ては「Disabled」の横にある「特殊なボタンの割り当て」を利用しましょう。
注意点は「Mouse」タブにいかないこと。
タブの変えると他のタブの設定は反映されません。
【自動連射機能】
「自動連射機能」にチェックを入れると自動連射ができるようになります。
補足記事:自動連射機能の工夫の仕方
【トグル機能】
「押すたびにON/OFF切り替え(トグル)」は1回スイッチを押すと押しっぱなしと同じ状態になり、もう一度スイッチを押すと解除される設定をすることができます。
つまり押しっぱなしの操作ができなくてもドラッグ&ドロップができるようになります。
補足記事:スイッチでドラッグ&ドロップをする
【Comment】
「Comment」はコメント欄です。
設定内容のちょっとしたメモなどに使います。
ここに入力した内容はJoyToKeyのメイン画面のボタンの一覧に表示されます。
ここに何を入力したかで別に設定の動作が変わるわけではありません。
例えば「上書き保存のショートカットキー」など設定内容を入力しておいてもいいですし、別に何も入力しなくても問題ありません。