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担任を持っている教師と持っていない教師の割合|小学校・中学校

公開日:2023年5月14日


 
 

クラス担任をしている教師の割合

 学校においてクラスの担任を受け持っている教師は平均で71.5%となっています。

 およそ7割の先生が担任をしていることがわかります。

 学校別で見ると、小学校で担任をしている教師は80.7%、中学校では54.1%となっています。
 やはり科目別に指導をする中学校は小学校よりも担任を持っていない先生が多いようです。

 
 
 

解説

学校別の担任をしている教師の割合

 「日本教職員組合」は全国の教員・学校職員による労働組合の連合体であり、教職員労働組合連合体としては日本最大になります。

 この日本教職員組合の調査によると、担任をしている教師は

  • 小学校で80.7%
  • 特別支援学校で65.8%
  • 中学校で54.1%
  • 高等学校で41.6%


となっています。

 やはり小学校が最も担任をしている教師の割合が多いようです。

 逆に教科ごとに教師が変わる中学校や高校では担任を持っている教師の割合は小学校より低くなっています。

 生徒に対してよりマンツーマンに近い状況で指導を行う特別支援学校についても、全員が担任をしている割合は普通小学校より少ない傾向にあります。

 
 

男女別に見た担任をしている教師

 学級担任をしている教師の割合を男女別に見ると、女性のほうが多いようです。

 学級担任をしている女性教員は77.3%、男性教員は65.6%となっています。

 
 

雇用形態と担任の有無

 臨時的任用教職員がでも67.1%の教員が担任をしており、臨時であっても教師という仕事の責任の大きさがうかがえます。

 担任をしている教師は正規教職員で72.3%、臨時的任用教職員で67.1%、会計年度任用教職員で27.3%、再任用教職員が45.2%となっています。

 
 
 

参考資料

『学校における業務改善について』(文部科学省)2023年5月6日閲覧

『2021年 学校現場の働き方改革に関する意識調査』(日本教職員組合)2023年5月6日閲覧

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