マンカラカラハ

マンカラとは、アフリカや東南アジアから伝わったと考えられている世界最古のゲームの1つで、駒を一定のルールで動かして対戦するボードゲームです。
マンカラには数多くのルール(遊び方)があり、その中で比較的有名なものの1つが「カラハ」です。
マンカラは歴史が深く用具自体もシンプルであるため、数多くの種類が売り出されています。
マンカラの中で比較的流通していておすすめの物の1つが幻冬舎が販売している「マンカラカラハ」です。
解説
マンカラカラハ(幻冬舎)とは?
幻冬舎の「マンカラカラハ」は、カラハを中心としたベーシックなマンカラを行うための2人用ボードゲームです。
カラハを中心に複数のマンカラのルールを楽しめます。
幻冬舎ではこの「マンカラカラハ」と、4人対戦にまで対応した「マンカラカラハ ファミリー」があります。
マンカラカラハファミリーでも2人対戦は可能であるため、ファミリーのほうが通常のマンカラの上位互換であると言えます。
ただし通常のマンカラカラハとファミリーでは価格が異なり、当然ファミリーの方が高くなります。
販売店やネットの状況にもよりますが、おおむね通常のマンカラカラハが2,000円前後、マンカラカラハファミリーが3,000~4,000円くらいとなっています。
他のマンカラとの違い
幻冬舎のマンカラは子供が親しみやすい色合いになっているのが最大の特徴と言えます。
他の多くのマンカラの製品は東南アジアを意識したエスニックなデザイン・色合いとなっています。
これに対し幻冬舎のマンカラカラハはボード自体の色が淡く、駒であるおはじきも淡く可愛い色合いとなっています。
おそらく低年齢の子供や家族でも親しみやすいような配慮と思われます。
一方でボードの形や形式は王道のマンカラであり、ゲーム自体は遜色なく行えるようになっています。
ボードのくぼみ(陣地)は1人6個のオーソドックスな形であり、中心から折りたためる点も王道の仕様と言えます。
レビュー
マンカラを初めて買う場合、幻冬舎のマンカラカラハはおすすめの物の1つだと思います。
ネットでも実店舗でも比較的流通している安心感と、必要十分な付属品。妥当な価格帯。
大手が出しているゆえの安定感があると言えます。
折りたたみ部分が(金属ではなく)木のパーツ使っている点は評価が分かれる点だと思います。
子供に優しい仕様ともとれますし、耐久性の低さにつながるとも考えられます。
幻冬舎のマンカラは以前はこの2人用のみでしたが、後にファミリー版も登場し、人数に合わせて購入の選択肢がある点もポイントが高いでしょう。
参考資料
『マンカラ』(日本レクリエーション協会)2022年11月5日閲覧