ワードスナイパーのアレンジルール
ワードスナイパーのアレンジルールを挙げていきます。
ワードスナイパーは物自体はシンプルなカードゲームですので、オリジナルルールも考えやすいでしょう。
ルールを工夫することで、子供の成長に合わせた言葉のゲームを行うことができます。
解説
複数の語の想起
お題が書いてある表面だけを使って、複数の語を想起していく遊び方です。
例えば「くだもの」を3個挙げるような形式です。
1人で3~5つ想起するようなルールであれば、就学前後の子には良い刺激となるでしょう。
参加者全員がお題に沿って言っていく形式もありでしょう。
「くだもの」を1人ずつ言って全員言ったら次のカードをめくるパターンです。
語内位置の変更
文字が書いてある裏面を使い、「○○のつく言葉」「○○で終わる言葉」「○○が入った言葉」などを考えるのも頭の体操になります。
つまり「『か』がつく言葉」だけでなく、「『か』で終わる言葉」「『か』が入った言葉」などを考えます。
「○○で終わる言葉」は幼児期には難しいかもしれませんが、就学以降であればやりがいがあるでしょう。
難易度が高くなりますが、「『か』で終わる『くだもの』」などお題を組み合わせてもいいでしょう。
手札がなくなった人が勝ち
山札をシャッフルし、参加者に同じ数枚ずつ配りそれを手札とします。
「『き』がつく『やさい』は『きゅうり』」など言葉を作れたら、使ったカードを場に出します。
順番にやっていき手札がなくなった人が勝ちです。
手札の組み合わせで言葉が思いつかなかった場合はパスとなり、山札から1枚引いて次の人に交代です。
言葉を思いつく語想起の力に加え、どの手札とどの手札を組み合わせるかという発想・柔軟性が必要になります。
神経衰弱形式
文字の面を上にして机上にワードスナイパーのカードを広げます。
自分の番で好きなカードを1枚めくり、お題を見ます。
めくったお題と場にある文字カードのどれかを使って「『き』がつく『やさい』は『きゅうり』」など言葉を作ってそのカードをもらいます。
言葉を作ったら次の人に交代します。
先述の手札を使ったルールよりも簡単なルールです。
机上に広げる際に文字の面ではなくお題の面を上にしてもいいでしょう。
通常ルール
参考資料
『ワードスナイパー特設ページ』2023年9月9日閲覧