人間関係の教科書

【人間関係の教科書】間違っていなくても怒られることがある

公開日:2019年10月19日


 
 

間違っていなくても怒られることがある

一般的に、「怒られる」というのは自分が間違っていることをしたり良くないことをしたりしたときです。

けれど、

間違っていなくても、怒られることがあります。

学校や会社など、「集団」や「社会」に出ると、自分が間違っていなくても怒られることがあります。

 
 
 

どんなときに怒られる?

間違っていなくても起こられるときというのは、おおむね、

その場を円滑にするため、
みんながあえてルールとはちょっと違ったことをしているのに、
自分だけ正しい(違う)ことをしているときです。

ルールというのは必ずしも万能ではなくて、時には場にそぐわないときがあります。

そんなとき、多くの人は、ルールとはちょっと違う行動(それは正しいことではないかもしれないけれど)をして場の微調整をします。

 
 
 

自分は間違ってないのに・・・

自分は正しいことをしたつもりなのに、周りから非難されると人は傷つきます。

「自分は間違ってないのに・・・」と思いながら、相手に非難されるというのはなかなか辛いことです。

相手はその「正しいこと」を怒っているのでしょうか?

たぶん違うのだと思います。

正しいことをした人を怒る人は、その正しいこと自体を否定しているのではなくて、

その場を円滑にするためにルールとはちょっと違ったことをしているのに、その状況を察することができないことに怒っているのだと思います。

多くの人は、何か特定の出来事に怒るというよりは、
人とのコミュニケーションがうまくいかないことに怒ったり悲しんだりするものです。

 
 
 

おわりに

正しいことをするのは素敵なことです。

しかし一方で、なんでもズバズバ言う、なんでもルールに書いてあることしかしない。

それで相手が怒ることがあります。

たぶんそういうとき、相手はコミュニケーションがすれ違うからイライラするのだと思います。

その場やコミュニケーションを「円滑に回す」というスキルが、必要なわけです。

 
 
 

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