クアルトの遊び方
「クアルト(Quarto)」とは、ボードに駒を順番に置いていき、先に1列(縦・横・斜めのいずれか)そろえたほうが勝ちというボードゲームです。
フランス製のボードゲームであり、四目並べの類と言えます。
「自分がどの駒を使うかは相手が決める」「駒に4つの属性がある」という点が特徴的です。
解説
プレイ人数
クアルトは2人で遊ぶボードゲームです。
正式なルールでは2人用となっていますが、便宜的にチーム戦ということにして4人でできなくもないでしょう。
いずれにせよ3人など奇数人数ではプレイできません。
所要時間
所要時間は5分程度から行うことができます。
「シンプルなルールで短時間で遊べてしかも奥が深い」というのはクアルトの優れた点だと思います。
クアルトはその性質上、「駒をどこに置くか考える時間の長さ」によってプレイ時間は変化します。
駒をあまり悩まずパッパッと置いていけば、1ゲーム5分もかからないでしょう。
一方で、悩みながら・熟考しながらだと10分や15分はかかっていきます。
クアルトで使う物
クアルトの内容物は16個の駒とそれを置くボードで構成されます。
クアルトの駒は「色(濃・薄)」「高さ(高・低))」「形(四角・丸)」「穴(有・無)」が異なる全16個があります。
色・高さ・形・穴いずれかで4個1列をそろえたほうが勝ちです。
「色を気にしていて、実は高さがそろったことに気づかなかった」といったうっかりにより勝敗が決まることが多々あるのがクアルトのおもしろさと言えます。
クアルトのルール
- じゃんけんなどで駒を置く順番を決めます。
- どの駒を置くかは、相手に選んでもらわなければいけません。
- 順番に駒を置いていき、同じ属性の駒を1列そろえ、「クアルト!」と宣言すれば勝ちです。
- もしそろっているのに気付かなかった場合(クアルトと宣言しなかった場合)は、そのままゲームが進みます。
- 相手がそろっていることに気づかず、自分が気づいた場合は自分の番に「クアルト!」と宣言できれば自分の勝ちとなります。
参考資料
『クアルト』(“PLAY Department Store)2024年1月7日閲覧