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さくらんぼ計算とブロック操作
子供に算数の基礎を教える有意義な方法として、「さくらんぼ計算」と「ブロック操作」があります。
いずれも子供の数概念の発達を踏まえた合理的な方法と言えます。
解説
子供の数概念の発達
算数および計算が苦手な子の背景には、「数の分解・合成」の苦手さがあるというケースが多いです。
「数の分解・合成」とは、「3」が「2」と「1」でできているという概念や、「1」と「2」が合わさると「3」になるという感覚です。
大人からすると当たり前のように感じる感覚ですが、数概念が身につく途中の幼児期後半および児童初期の頃はこの感覚が曖昧な場合があります。
つまり「1+2=3」という計算が暗記のようにできても、「『3』は何と何?」と聞くとパッと答えられないということです。
数の分解・合成
「数の分解・合成」ができないと、応用の効いたスムーズな計算が行いにくいです。
例えば「17+33」という計算があったとします。
これはそのまま足すよりも
「17+3+30」
つまり「20+30」と
頭の中で考えたほうが計算は楽です。
計算する数が大きくなるほど、式が複雑になるほどこういった「数の分解・合成」が必要になります。
そして「数の分解・合成」は、ただ計算問題を数式で解かせるだけでは身につきにくい場合があります。
「数の分解・合成」をもっと視覚化し、概念の確立を促すのが「さくらんぼ計算」と「ブロック操作」です。
さくらんぼ計算やブロック操作の方法
さくらんぼ計算とは?
ブロック操作とは?
参考資料
『小学1年生における計算学習の現状と課題 : 1年生の算数指導に関わった経験のある教員への質問紙調査と1年生への調査を通して』(植草学園短期大学)2022年6月3日検索
『数表記・数詞・具体物の三項関係に関する論考』(京都女子大学)2022年06月03日検索
『小学校学習指導要領解説算数編(後半)第3章 各学年の内容』(文部科学省)2022年06月11日検索
『インタラクションを通した数の概念の獲得』(人工知能学会全国大会論文集)2022年06月11日検索



