保育園・幼稚園の年長さんの頃はどんなことに取り組んだらいいのでしょう。
小学校入学に向けてできるようになっておいたほうがいいことを、小学校生活や小児発達を参考にピックアップします。
生活リズムを作る
・3食を決まった時間に摂る。
・基本は「早寝」「早起き」、朝食も摂る。
・9時ぐらいを目安に就寝し、充分な睡眠をとる。
・昼寝がなくても大丈夫な生活リズムを作る。
・朝、排便をできるだけ済ませる。
やはり早寝早起きの習慣、充分な睡眠は大切です。
子供は大人よりも長い睡眠時間が必要です。
「アメリカ睡眠財団」によると、
小学生の場合は9~11時間くらいの睡眠が望ましいです。
もっと詳しく:小学生は11時間。年齢別「必要な睡眠時間」
人との関わり方を知る
・人の話をじっくり聞ける。
・名前を呼ばれたら返事ができる。
・「はい」「いいえ」などの意思表示ができる。
・「ありがとう」や「ごめんなさい」が言える。
・自分から挨拶ができる。
「おはようございます」や「おやすみなさい」など
言葉は何かを伝える際に役立ちますが、それだけでなく「ありがとう」や「ごめんなさい」、挨拶といったコミュニケーションをとる側面もあります。
挨拶はいきなりやれと言われて身に着くものではありません。
日頃からやってみる習慣があってはじめて自分からできるようになるものです。
身のまわりのこと
・一人で洋服の着脱ができる。
・所要時間で着替え、脱いだ洋服をたたんだりできる。
・髪が長いなら、結ぶ。
・靴紐や給食の際のエプロンの紐などを結べる。
・使ったものは片付ける習慣をつける。
・靴はそろえる習慣をつける
・その学校に合ったトイレ(洋式・和式)を使うことができる。
・トイレを使った後は、水を流したり手を洗う習慣がついている。
身のまわりのことはいろいろありますが、やはり先立つのは着替えですね。
小学校では一人で所要時間内に着替えることが必要です。
自分でできる洋服や髪型であることも重要です。
食事
・自分で食べることができる。
・所要時間内にある程度食べることができる。
(20分くらいを目安に)
・集中して食べることができる。
(テレビを見ながらの「ながら食べ」などを習慣化しない)
学校の給食の時間ってけっこうあっという間ですよね。
生活のこと
・雑巾を両手でしぼることができる
・ほうきやちりとりを使える。
今時は雑巾やほうきがないご家庭もめずらしくはないでしょう。
しかしながら学校では使う場面もあるかもしれません。
最低限は練習あるいは確認しておいて損はないでしょう。
その他の記事
その他、年長さんから小学校1年生の時期は、子供はどんなことができるようになるものなのか。
子供の発達については以下をどうぞ。