療育の仕事コラム

【就活】障害児に関わる仕事の求人の見極め方

公開日:2018年8月30日

保育士、教師、看護師、作業療法士、言語聴覚士。etc…

障害児に関わる仕事に就く場合の職場探しの知恵などを。
 
 

 
 
 

1. 障害児に関わる仕事の求人の見極め方

就活を行う上で、職場を見る上で、どんな点がポイントになるか。

・給与体系
・業務内容

はどんな仕事においても重要なポイントになってくるでしょう。

障害児に関わる仕事も例外ではなく、やはり仕事は自分の生活を支える活動になるのですからしっかり条件は考えたいものです。

障害児に関わる仕事を探す上でのポイントを見ていきます。
 
 
 

2. 給与体系

障害児に関わる仕事の場合、すでに就活の時点でほとんどの人が自分の職種が決まっているでしょう。

保育士、教師、看護師、作業療法士、言語聴覚士。etc…

資格はなんであれ、自分の資格の範囲で就活を行うことになります。

自分の資格がなんなのかの時点で、お給料の相場というのはある程度決まります。

だから障害児に関わる仕事の場合、お給料がいくらかも大切ですが福利厚生や残業の有無といった職場環境の方が重要だったりします。
 
 
特に資格職の場合、女性なら結婚や出産後も働く可能性があります。

女性にとって働きやすい職場かどうか。

男性も、結婚したり子供が生まれたりしたときに理解がある職場なのかどうか。

そういった側面は大切でしょう。
 
 
 

3. 業務内容

障害児に関わる仕事と一口に言っても、その業務内容は様々です。

療育施設に関しても特別支援学校に関しても病院に関しても、その職場その職場で対象とする障害児の疾患の傾向があります。

大きくは2つあります。

1つは脳性麻痺を中心とした身体障害を伴う、重症心身障害児を対象にした職場。

もう1つは、自閉症など発達障害を対象にした職場。

これらが混合する職場もありますが、ほとんどの場合はどちらかに偏ります。

重症心身障害児と発達障害児では支援の仕方がずいぶん違うし、支援の仕方が違えば必要となる設備やスタッフのスキルも異なるからです。
 
 
自分がどんな職場で働きたいのか。
自分が面接を受ける職場はどんな職場なのか。

やりたいことと実際の仕事内容が違うとやはりモチベーションが上がりにくいでしょうし、そういう意味ではお給料より重要なポイントかもしれません。
 
 
 

4. まとめ

「障害児に関わる仕事」の場合、ほとんどの人が特定の資格取得を想定しながら就活を行うでしょう。

資格が何かの時点で良くも悪くもお給料の相場は決まるので、よほど変わったところに就職しない限り手取りが大幅に変わることはないでしょう。

一方で、残業の有無といった職場環境は慎重に見極めたいものです。
このあたりは就業規則だけでなく今いるスタッフが作りだす職場の空気もありますから、就活の際は面接の前に職場を見学しておきたいものです。
 
 
障害児に関わる仕事は大きく分けて重症心身障害児を対象にした職場発達障害を対象にした職場があります。

自分がどんな職場に就きたくて、自分が面接を受ける職場はどんな職場なのか見極めた上で判断しましょう。
 
 
 

5. その他の記事

【Q&A】将来、自閉症や発達障害に関わる仕事がしたいです。どうしたらいいですか?

障害児に関わる仕事の有休取得率ってどんな感じ?

障害児に関わる仕事のお給料ってどんな感じ?

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