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年をとると受け取られ方が変わること

公開日:2017年11月16日

若いときだから許されることってけっこうあります。
年をとると同じ言動でも相手の受け取り方が変わることがあります。

自分の言動は変わっていなくても、年を重ねることでそれが許されなくなることが多々あります。

人間は誰しも自分が年齢を重ねたことに鈍感で、いつまでも若いと思ってしまうものです。
年齢に合わせた節度ある行動をとるためには、自分で年齢と言動を自覚する習慣が必要になります。

今日はある言動が若いときと年をとったときで周りからどう受け取られやすいか考えます。
 
 
 

洋服がだらしない

 
身なりが少々だらしなくても、若い頃はおっちょこちょい・愛嬌があると思ってもらえます。

けれど年をとると単純にダサい、下手をすると常識がないと思われます。

これはおしゃれでなければいけないというわけでなく、TPOに合った格好をすべきだということです。
 
 
 

周りが良く見えること

 
他の人の話が聞こえたり、相手の身ぶりによく気づけたり。
そういった観察力があることは若いうちは視野が広いだとか文字通り観察力がしっかりしていると思ってもらえます。

けれど年をとると、目ざといと思われます。
いろんなところに目や耳が届くので、「言わないだけで聞いているんだろうな見ているんだろうな」と思われます。

年下からしたら、年上に実は見られている聞かれていると思うといい心地はしないものです。
 
 
 

遅刻する

 
時間にルーズなことは基本的に良いことではありません。

それでも若いうちは大目に見てもらえます。
でも、時間にルーズなことに慣れて、年をとってもその癖が抜けないと信頼を失います。

年配になって時間にルーズなのは頼りなかったり痛々しい印象を受けます。
 
 
 

真面目さ

 
若い頃は、特に真面目さというのは評価されます。

しかし年をとると「真面目さ」は「融通の利かなさ」につながります。
真面目なだけではだめなのです。

役職がついて部下ができると、特に真面目なだけではきついです。
若い人たちの言動に目をつぶったり一緒に笑ってあげられるような器の広さが必要です。
 
 
 

最後に

 
若いうちというのは、エネルギッシュです。
同じ人なら年をとったあとより若いときのほうが容姿端麗でしょう。

若いということはそれだけ価値があります。
若いというだけで許されることが多々あります。

「若さ」という資源は時間と共に減っていきます。
私達は「若さ」という価値がなくなる代わりに別の価値を身に付けないといけません。

「別の価値」とは知識かもしれませんし経験かもしれませんしコミュニケーション能力かもしれません。それは人によって違います。

いずれにせよ若い頃と同じ言動のままだと、人は離れていくということです。
 
 
 
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