100まで言えるのは何歳から?
子供が100まで言えるのは何歳からなのでしょう?
1,2,3・・・と数字を言っていって、100まで言う。
お風呂でよくやりますね。
個人差はありますが、
100まで数字を言えるのはおよそ5歳頃です。
100まで言えることと子供の数概念の発達
100まで数字を言うことは、一般的には丸暗記ではないですよね。
1~10までは順番を覚えて、
11以降は1の位がまた1~9で変化していく。
その後に10の位が変化して・・・
100まで数字を言うにはこの数字のルールがわかる必要があります。
子供の発達を見る検査に、認知・言語促進プログラム(NCプログラム)というものがあります。
子供の発達を言葉や運動など幅広く、しかし要点を押さえて評価できるツールです。
上記によると、
100まで数字を言えるのはおよそ5歳台の発達であることがわかります。
数唱と数概念
専門的にみていくと、
数字を順番に言うことと、個数を数えることは違った能力です。
つまり、100まで数字を順番に言えても、目の前にある98個のボールを数えて「98個」とわかるとは限らないということです。
ただ数字を言うことを「数唱」なんて言ったりします。
数唱ができるから個数を数えることができるとは限りません。
この傾向は数の覚え始めの時期がむしろ顕著で、
「1,2,3,4,5,6,7,8,9,10」と口では言えても、目の前にある物を「何個?」と聞いても答えられないことがあります。
そのため数を言うこととは別に、個数を数えることができるか確認してあげるのは大切です。
まとめ
子供が100まで言えるのは何歳からなのでしょう?
100まで数字を言うには数字のルールがわかる必要があります。
100まで数字を言えるのはおよそ5歳頃です。
ここで気をつけるのは、数が言えるから個数を数えることができるとは限らないという点です。
子供は「1,2,3,4,5,6,7,8,9,10」と口では言えても、目の前にある物を「何個?」と聞いても答えられないことがあります。
数を言うことと個数を数えることは別にみてあげる必要があります。
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