算数の対象年齢考察

3まで数えることができるのはいつから?何歳から?|子供の数概念の発達

公開日:2020年11月22日


 
 

3まで数えることができるのは何歳から?

子供が1~3までの数を数えることができるのは何歳頃からなのでしょう?

例えばお菓子が複数あって、
「2個ちょうだい」
「3個ちょうだい」
などと大人が言うと、その個数を取ることができる。

個人差はありますが、
3までの数を数えることができるのは3歳後半頃です。

 
 
 

子供の3までの数概念の発達

子供の発達を見る検査に、
遠城寺式乳幼児分析的発達検査
というものがあります。

子供の発達を簡易的ではありますが全体的に見ることができる、専門機関でもよく使われている検査です。

上記によると、

3までの個数を数えることは3歳4か月から3歳8か月相当の発達であることがわかります。

 
 
 

3までの数概念についての解説

「3まで数えることができる」の定義

子供がその個数をわかっているか確認する場合、練習する数より母数を多くする必要があります。

つまり「3個取って」と言うときは、4個以上ある物の中から3個取ってもらいます。

世の中のお母さんでよくあるのが、3個の積み木の中から「3個取って」と言って子供が取ったとき、「この子は3個がわかる」と早合点してしまうケースです。

全体の数と言われた数が同じであれば、子供は数えなくても全部取れば正解してしまいます。

子供と数概念を練習するときは、聞く数よりも母数を多くしないといけません。

2個の練習をするなら3個以上の中から、3個を練習するなら4個以上の中から行います。

 
 

数概念の発達段階

子供の発達には順序や段階があります。
数概念についても急に3までの数がわかるのではなく、その過程には段階があります。

数概念の最初の入り口は、「多い・少ない」といった多少の概念の理解になります。

具体的に何個かは置いておいて、目の前の物のうちどちらが「多い」のか「少ない」のかがわかる段階です。

その後に押さえておきたいのが「分配」になります。

例えば3人の人がいて、お菓子が3個あるとします。
このお菓子を配る場合、お菓子を1人1個ずつ配ることになります。

この一対一の対応が数を数える上では必要になります。

多少の概念や分配の概念が可能になったあとに、1~3個の物を数えるという段階に移行していきます。

 
 
 

おわりに

子供の発達には個人差がありますから、
あくまで目安として捉えてもらえれば幸いです。

実生活ではその子自身のペースを大切にしてあげましょう。

3までの数がわかるのは3歳後半頃、つまり3歳頃で、「3歳で3個の数」というのは年齢と内容の語呂が合って覚えやすいですね。

ちなみに他にも、

3歳は三輪車に乗れる時期で、

3歳は「赤い大きい車」など3語文が言える時期でもあります。

 
 
 

参考資料

-算数の対象年齢考察