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モンテッソーリ教育は子供への教示・介入を厳選する
モンテッソーリ教育では、子供の興味や集中を引き出すのは環境であり、教師はあくまでそれをサポートする立ち位置をとります。
これをモンテッソーリ教育では良い意味で「消極的態度」と表現します。
子供の自主性を重んじるため、モンテッソーリ教育では教師の子供への教示・介入の仕方を最小限にします。
この接し方はモンテッソーリ教育に限らず、子供の主体性を重んじる関り方として示唆に富んでいると思います。
以下、モンテッソーリ教育における子供への介入の仕方の要点をまとめていきます。
解説
教示の仕方
子供に教示する、つまり何かを教えるときは以下の点に注意します。
- 個別に行う
- 子供の注意が逸れないように配慮する
- 客観的に述べる
- 簡潔に述べる
- 正確に述べる
また、間違いに対して何度も繰り返し練習を強いたり、間違えたことを指摘することは避けます。
褒めることについて
子供が集中して活動できている場合は、褒める・眺める・手伝うもしないようにします。
モンテッソーリ教育では子供が集中している時間を重要視するため、子供が集中したら教師はまるでその子が存在しないつもりで振舞うくらい、子供に介入せず観察に徹します。
子供同士の問題について
子供の間で問題が起こっても、子供が助けを求めない限りは介入しないようにします。
子供が活動の合間に休憩しているときも同様で、活動に戻るよう呼びかけなども行わないようにします。
教師が介入すべきとき
以上のように教示と介入を非常に減らすモンテッソーリ教育ですが、それでも教師が介入すべきケースを2つ挙げています。
1つ目は子供が助けを求めたり、褒めてほしい素振りをしているときです。
このとき教師は惜しみなく助け、褒めてあげます。
2つ目は、教具を正しく使用していなかったり、集中せず他の子供を邪魔をしているときです。
このときも教師は積極的に介入します。
補足解説(モンテッソーリ教育とは?)
参考資料
『実行機能の初期発達,脳内機構およびその支援』(心理学評論刊行会)2021年11月6日検索
『子どものための物理的環境とは何か モンテッソーリ教育の場合』(人間環境学研究会)2022年6月25日検索
『日本モンテッソーリ教育綜合研究所』2022年6月25日検索
『モンテッソーリ教育から学ぶこと』(安全工学会)2022年6月25日検索


