【目次】 [close]
モンテッソーリ教育は何をするのか?
モンテッソーリ教育は絵カードや積み木、型はめなど様々な教具を教室内に配置し、環境設定により子供が自発的に活動をできるよう促していきます。
モンテッソーリ教育の内容は大きくは
- 日常生活に関わるもの(ボタンをとめるなど身の回りのこと、野菜を切るなどの体験)
- 感覚教育(色や形の分類、視知覚認知などの促し)
- 言葉や数概念(絵カードや平仮名カードを使った遊び、個数を意識できる教具)
- 音楽や美術、文化(歌る・踊る・楽器の体験、お絵描きや粘土、地図遊びや動植物への興味)
などがありますが、詳細は年齢やその子の発達状況によって異なります。
解説
モンテッソーリ教育の理念
モンテッソーリ教育では、活動の主体は子供であるというスタンスを取ります。
このため子供が自ら活動を選べること、子供自身が好む場所で活動をできることを重要視します。
そして子供が活動の主体であるために、子供が知的好奇心を持って活動に集中できる環境作りを重要視します。
物理的環境と人的環境
モンテッソーリ教育における「環境」とは「物理的環境」と「人的環境」を指します。
物理的環境とは文字通り教室内レイアウトや教具の内容などです。
人的環境とは教師のスタンス、接し方です。
モンテッソーリ教育では子供の自由を阻害しない良い意味で消極的な教師の対応を念頭としています。
「ああしなさい」「こうしなさい」と指示を出すのではなく、子供が主体的に活動する中で子供が助けを求めた場合にサポートするといったスタンスをとります。
年齢別の内容
0歳から3歳まで
3歳から6歳まで
モンテッソーリ教育のまとめ
参考資料
『実行機能の初期発達,脳内機構およびその支援』(心理学評論刊行会)2021年11月6日検索
『子どものための物理的環境とは何か モンテッソーリ教育の場合』(人間環境学研究会)2022年6月25日検索
『日本モンテッソーリ教育綜合研究所』2022年6月25日検索
『モンテッソーリ教育から学ぶこと』(安全工学会)2022年6月25日検索