IQ(知能指数)は大人と子供で違うのか?
IQは大人と子供で違うのでしょうか?
IQの平均は100であり、これは大人も子供も変わりません。
大人だからIQが高い、子供だからIQが低いといったことはありません。
これはそもそもIQというものの考え方に由来します。
以下、もう少し詳しく。
IQとは?平均は?
IQの平均は100です。
平均の範囲やその仕組みは以前触れたのでここでは割愛します。
では、そもそもIQとはなんでしょう?
例えばみんなが50点しか取れなかったテストで80点を取ったらすごいですが、みんなが100点を取ったテストで80点を取ってもそんなにすごくないですよね。
このように、個人の能力は集団と比べないと評価できないことがあります。
その人の能力を集団と比較してどうなのかという相対評価がIQです。
このあたりは以前の記事で取り上げました。
そして、
IQはその人と同じ年齢の集団の統計をもとに作られています。
テレビでやるようなゲーム感覚のIQテストは別で、
例えば医療機関で知的障害の診断に関わるような正式な知能検査はその人の年齢を踏まえた上で算出します。
子供と大人で知識量が異なるのは当たり前。
重要なのは同じ年齢層の中でその人の知的能力がどの程度なのか。
年齢が違う人同士の能力をIQで比べるのはそもそもIQの使い方が間違っているわけです。
大人と子供のIQの違い
IQは、大人は大人の中での比較で算出されますし、子供は子供の中の比較で算出されます。
だから大人も子供もIQの平均は変わりません。
しかしながら、
IQは大人より子供のほうが変動しやすいです。
ペンシルヴァニア州立大学の心理学者、ホイ・スエン氏の調査によると、
就学前の知能検査の結果と2年後の学業成績には40%の相関しかないとのことです。
これはつまり、
就学前(保育園・幼稚園)の時期に高いIQが測定されても、小学校で成績が良い確率は40%程度ということです。
大人と子供でIQの高さや平均は変わりませんが、子供の方がIQの値にブレが生じやすい傾向はあります。
まとめ
IQの平均は100です。
そしてIQの平均域は85~115です。
これは大人も子供も変わりません。
大人だからIQが高いとか、子供だから低いとか、そういった捉え方はしません。
なぜなら、
IQとはその人と同じ年齢層の集団の統計データをもとに算出するからです。
しかしながら、大人と子供でIQの意味合いがまったく同じかと言うとそうではなくて、
IQは大人より子供の方が変動しやすく、
ゆえにその人の知的能力を判断するには子供の方がより経過を追う必要性があるでしょう。
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