ビート5とは?
「ビート5」とは、2名以上で行う手遊びのようなレクリエーションです。
「ハート・ビート」など名称やルールは行う人によって微妙に異なりますが、いずれも本質は相手とリズム良く息を合わせある遊びです。
道具がいらず、2人以上なら人数も問わないため手軽にできるレクリエーションの1つと言えます。
解説
ルール
説明がわかりやすいよう、自分の両手を「パン!」と合わせることを「拍手」、相手とハイタッチのように両手を合わせることを「タッチ」と便宜的に呼びたいと思います。
- 拍手を1回、タッチを1回行います。
- 拍手を2回、タッチを1回行います。
- 拍手を3回、タッチを1回行います。
- 拍手を4回、タッチを1回行います。
- 拍手を5回、タッチを1回行います。
- 拍手を4回、タッチを1回行います。
- 拍手を3回、タッチを1回行います。
- 拍手を2回、タッチを1回行います。
- 拍手を1回、タッチを1回行います。
上記をリズム良く行っていきます。
つまり1~5回まで1回ずつ増やしながらやっていき、今度は5~1回と1回ずつ減らしていきます。
数を間違えず、相手と息を合わせてやっていきます。
3人以上でやる場合は輪になるように並んで行います。
タッチを右手は右隣の人と、左手は左隣の人と行うことで人数制限なく行うことができます。
コツ・ポイント
ビート5はアイスブレイク(緊張した空気を和らげるための導入的活動)としても有意義です。
つまり遊びを通してコミュニケーションをはかっていくということです。
このため相手と接する機会が増えるよう、回数が増減を拍手ではなくタッチで行っても良いでしょう。
つまり、以下のような形式です。
拍手を1回、タッチを1回、
拍手を1回、タッチを2回、
拍手を1回、タッチを3回……(以下、略)
意義
ビート5は1人で完結せず他者と相互性を持って行う遊びです。
1~5回の数の増減に注意を向けながら、相手と手を合わせるタイミングをはかっていく。
このように頭の中で複数の作業を想定する遊びなので、頭の体操にもいいでしょう。