非認知能力のレクリエーション

ビート5(ハート・ビート)とは?|レクリエーションで子供の非認知能力を促す

公開日:2023年4月19日


 
 

ビート5とは?

 「ビート5」とは、2名以上で行う手遊びのようなレクリエーションです。

 「ハート・ビート」など名称やルールは行う人によって微妙に異なりますが、いずれも本質は相手とリズム良く息を合わせある遊びです。

 道具がいらず、2人以上なら人数も問わないため手軽にできるレクリエーションの1つと言えます。

 
 
 

解説

ルール

 説明がわかりやすいよう、自分の両手を「パン!」と合わせることを「拍手」、相手とハイタッチのように両手を合わせることを「タッチ」と便宜的に呼びたいと思います。

  • 拍手を1回、タッチを1回行います。
  • 拍手を2回、タッチを1回行います。
  • 拍手を3回、タッチを1回行います。
  • 拍手を4回、タッチを1回行います。
  • 拍手を5回、タッチを1回行います。
  • 拍手を4回、タッチを1回行います。
  • 拍手を3回、タッチを1回行います。
  • 拍手を2回、タッチを1回行います。
  • 拍手を1回、タッチを1回行います。

 上記をリズム良く行っていきます。
 つまり1~5回まで1回ずつ増やしながらやっていき、今度は5~1回と1回ずつ減らしていきます。
 数を間違えず、相手と息を合わせてやっていきます。

 3人以上でやる場合は輪になるように並んで行います。
 タッチを右手は右隣の人と、左手は左隣の人と行うことで人数制限なく行うことができます。

 
 

コツ・ポイント

 ビート5はアイスブレイク(緊張した空気を和らげるための導入的活動)としても有意義です。
 つまり遊びを通してコミュニケーションをはかっていくということです。

 このため相手と接する機会が増えるよう、回数が増減を拍手ではなくタッチで行っても良いでしょう。

 つまり、以下のような形式です。

拍手を1回、タッチを1回、
拍手を1回、タッチを2回、
拍手を1回、タッチを3回……(以下、略)

 
 

意義

 ビート5は1人で完結せず他者と相互性を持って行う遊びです。

 1~5回の数の増減に注意を向けながら、相手と手を合わせるタイミングをはかっていく。

 このように頭の中で複数の作業を想定する遊びなので、頭の体操にもいいでしょう。

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