非認知能力のレクリエーション

バースデーライン(バースデーチェーン)とは?|やり方やルール

公開日:2023年3月16日


 
 

バースデーラインとは?

 バースデーラインとは声を出さずに身振りでコミュニケーションを取り、誕生日順に並ぶ複数名で行うレクリエーションです。

 「バースデーライン」「バースデーチェーン」など複数の名称がありますが、いずれも同じようなレクリエーションを指します。

 バースデーラインはその性質から子供のレクリエーションだけでなく、研修でのアイスブレイク(緊張した空気を和らげるための導入的活動)など大人同士の場でも用いられます。

 
 
 

解説

ルール

  • 椅子を一列(人数が多い場合は円状)に並べます。
  • 参加者は声を出さずにコミュニケーションを取ります。
  • 誕生日順に座れるように身振り手振りで互いの誕生日を伝えていきます。
  • 全員が座ったら終了です。一人ずつ誕生日を言っていき、ちゃんと順番に座れたかを確認していきます。

 バースデーラインでは開始前に基準となる椅子と誕生日を一か所決めておきます。

 例えば一列に椅子を並べた場合、先頭を1月1日に一番近い人とします。
 あるいは、レクリエーションを行っている日の日付を基準としてもおもしろいでしょう。(そうすれば先頭に一番近い人が誕生日が一番近い人となり、会話のきっかけになります)

 
 

意義

 バースデーラインの醍醐味は言葉を話さずにコミュニケーションを取る中で芽生える親密さです。

 人とのコミュニケーションにおいて、言葉よりもジェスチャーでのやりとりのほうが自分の「素」を出さないといけません。

 バースデーラインは身振り手振りや表情の変化などで互いの誕生日を伝え合います。
 言葉で話すわけではないので、当たり障りのない会話でやり過ごすこともできず、相手と右往左往しながら関わります。
 この不器用ややりとりやすれ違いが場の空気を和ませることにつながっていくでしょう。

 またバースデーラインではすでに座っている人達の間を空けてもらって座る状況が度々発生します。
 そういった際に自分から他者へ(ジェスチャーで)コミュニケーションを取る経験はなかなか刺激的です。

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