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「軟菜」とは?~発達期摂食嚥下障害児(者)のための嚥下調整食分類2018 解説~

投稿日:2019-06-18 更新日: 2019-06-18


 
 

「軟菜」とは?

「軟菜」とは、食べることや飲み込むことの障害である「摂食嚥下障害」の方に対する嚥下食の分類の1つです。

ある程度の押しつぶし能力がある方を想定した食事形態です。

言葉通り、軟らかく調理した状態です。
元々の食材の形は保たれていますが、スプーンで容易に切れるまで軟らかくしています。

 
 
 

「嚥下調整食分類2018」とは?

「嚥下調整食分類2018」とは日本摂食嚥下リハビリテーション学会によって作成された嚥下食における分類方法や考え方の1つです。

正式名称としては「発達期摂食嚥下障害児(者)のための嚥下調整食分類 2018」と言います。

多くの食事形態の分類方法が成人の中途の摂食嚥下障害を想定している中、

「嚥下調整食分類2018」は、発達障害や脳性麻痺など重症心身障害児(者)の方を想定した嚥下食の分類です。

「軟菜」は「嚥下調整食分類2018」における副食の食事形態の1つに該当します。

 
 
 

「軟菜」の特徴

「嚥下調整食分類2018」における副食の分類では、「まとまりペースト」「ムース」「まとまりマッシュ」「軟菜」の4つがあります。

「軟菜」は通常食に近いほうから1番目ですから、「嚥下調整食分類2018」が想定する食事形態の中では最も摂食嚥下能力が必要な食事形態であることがわかりますね。

※ちなみに、食事形態はどれが重度とはっきり決めているわけではなくて、あくまで「その人に合わせて」選ぶことを推奨しています。

「軟菜」は元々の食材の形は保ちつつ、スプーンで容易に切れるまで軟らかくしている点が特徴です。

そのため、
食べる際はある程度の舌による押しつぶし運動が必要になります。

また、
歯や歯茎でのすりつぶし運動を促します。

「軟菜」と「まとまりマッシュ食」の使い分けは難しいところですが、やはり「舌による押しつぶし運動」がどのくらいできているかを中心に評価したいものです。

 
 
 

まとめ

「軟菜」は嚥下食の分類の1つです。

他の3つの食事形態と異なり、食材の形が保たれているのがまず目にとまりますね。

さらに、スプーンで容易に切れるまで軟らかくしている点が特徴です。

ある程度の押しつぶし能力があることが前提となります。

安全に食事摂取を行いながら、
同時に歯や歯茎でのすりつぶし運動を促し摂食嚥下機能の維持・向上を目指します。

 
 
 

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参考資料

『発達期摂食嚥下障害児(者)のための嚥下調整食分類 2018』(日本摂食嚥下リハビリテーション学会)2019年5月15日検索

『医療検討委員会作成マニュアル』(日本摂食嚥下リハビリテーション学会)2019年5月15日検索

『『発達期摂食嚥下障害児(者)のための嚥下調整食分類2018』を活用するために』(栄養指導Navi)2019年5月15日検索

『食形態の分類』(栄養指導Navi)2019年5月15日検索

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