疑問詞がわかるのは何歳から?
子供が「いつ・どこ・誰」といった疑問詞を理解できるのは何歳頃からでしょう?
個人差はありますが、
疑問詞が理解できるのはおおむね3歳台からです。
疑問詞がわかるということ
疑問詞が理解できるとは具体的にどういうことでしょう?
子供の目の前で好きなお菓子を2種類見せて、「どっち?」と聞くと、子供が好きな方を選ぶ。
これも一見すると「どっち」という疑問詞を理解しているように見えます。
しかしこの場合、目の前の物がヒントになっていて、雰囲気で察することも可能です。
このように、
子供が言葉を理解しているか確認するには、日々の習慣やその場の雰囲気を除いて考えないといけません。
疑問詞の理解に関しては、例えば
このおもちゃは、
誰が買った?
いつ買った?
どこで買った?
のように、疑問詞で意味が変わる文章を質問してみて、正しく答えを変えることができるかを見てみます。
疑問詞の理解と子供の発達
子供の発達を見る検査に、LCスケールという言語検査があります。
上記によると、
疑問詞の理解はおよそ3歳前半くらいからできはじめるようです。
ここで言う「理解」とは、必ずしも言えなくてもかまいません。
例えば「誰が買ったの?」と聞いて、その人を指さすような素振りでも理解しているととらえます。
おわりに
3歳以降になると、徐々に言葉も増えてきます。
そのため、会話において子供が何がわかってて何がわかってないかの見極めが難しい時期でもあります。
まだまだ言葉の成長の途中ですから、丁寧な語りかけや説明を心がけていきましょう。
また、子供の発達には個人差があります。
ペースも様々で、1つの発達項目の年齢だけでその子の全体を語ることはできないものです。
あくまで参考程度に、その子自身のペースを大切にしてもらえれば幸いです。
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