誤信念課題に大人用はあるか?
誤信念課題は心の理論に関する課題です。
心の理論について誤信念課題より難しいとされる課題に、社会的失言検出課題があります。
解説
誤信念課題の難易度
誤信念課題にはサリーとアンの課題のような一次的誤信念課題、アイスクリーム課題のような二次的誤信念課題があります。
いずれも心の理論、とりわけ誤信念に関する問題です。
一次的誤信念課題より二次的誤信念課題の方が難しいとされています。
一次的誤信念課題は定型発達の場合おおむね4~5歳頃に正答できるようになっていきます。
一方で二次的誤信念課題の理解は芽生えが6~7歳頃、文章の複雑さによっては9~10歳頃に正答できるようになっていきます。
このように、一次的誤信念課題は幼児期、二次的誤信念課題は学童期前半ないし中盤が対象年齢となっていきます。
社会的失言検出課題
社会的失言検出課題は文字通り問題文の中から失言、つまり「気まずい言動」を見つける課題です。
失言検出課題は問題文の複雑さによって難易度の幅がありますが、おおむね10歳以降が対象となっていきます。
このため失言検出課題は二次的誤信念課題より難しい心の理論の課題と言えます。
ちなみに、「気まずい言動」はその人の価値観や文化的背景によっても大きく異なるでしょう。
このため失言検出課題は大人でも解き応えのある幅広い年齢層の問題と考えられます。
失言検出課題の特徴
失言検出課題は問題文の中から失言があるかないかと判断し、あるとしたら誰がどのような失言をしたのか、それが失言なのはなぜなのかを解答していきます。
失言検出課題は失言をした人に「悪気があったかどうか」を読み取れることも重要と考えられています。
悪気があったかどうかは問題文における登場人物の状況を読み取れないといけないため、誤信念の理解に通じる部分もあります。
以下に、失言検出課題の詳しい性質や流れ、例題を挙げていきます。




