褒めたいけれど褒めるところがないとき
子供の褒めるところを見つけるコツについて考えていきます。
子育てをする上で子供を褒めることは大切だとわかっていても、子供の褒めるところが見つからない場合があります。
いたずらばかりする。
問題行動を起こしても反省の様子がない。
他の子よりものすごく何か秀でた特技があるわけでもない。
理由は様々ですが、「褒めたいけれどどこを褒めたらいいんだろう」と頭を抱える家庭は少なくないのではないでしょうか。
かといって、取って付けたような褒め方をしても自分も子供も白けてしまうというものです。
以下に、子供の褒めるところを見つけるコツを挙げていきます。
解説
過程を褒める
結果ではなく過程を褒めるというのは子供の褒め方で大切な点の1つです。
テストでいい点を取ったから褒めるのではなく、そのための勉強をしたから褒める。
結果を褒められた子供は「次も結果を出さないといけない」とプレッシャーになるかもしれませんが、過程を褒められた子供は目的達成のためにやるべき過程を自覚することができます。
これを踏まえると、
必ずしも顕著な結果が出なくても、その過程で子供が頑張れたことを褒めてあげることが大切でしょう。
変化を褒める
他人との比較ではなく自身の変化を褒めてあげることも褒め方の基本と言えます。
他の子と比べてどうこうではなく、その子自身が1年前と比べてどう変化したか。
その点に着目し些細なことでも言語化してあげるといいでしょう。
「ありがとう」の言葉で褒める
何か子供が物を取ってくれたときに「ありがとう」を言うなど、日々の小さなことに感謝の気持ちを伝えてあげることも有意義です。
「ありがとう」という感謝の言葉は他者に対する褒め言葉であります。
子供の目を見て丁寧に、笑顔で温かく「ありがとう」と言ってあげることは、子供にとって「褒められた経験」でもあります。