子供に見せて気まずくないか?

「金色のガッシュベル!!」は子供に見せても大丈夫か?気まずくないか?

公開日:2024年12月22日

 子供と一緒に見る、あるいは子供に見せることを想定しての検閲的レビューです。
 適宜ネタバレも含みますのでご了承ください。
 
 


 
 

「金色のガッシュベル!!」は子供に見せて気まずくないか?

 アニメ「金色のガッシュベル!!」は王道少年漫画でありおもしろい作品ですが、下ネタギャグがややきつく子供と観るとその点が若干気まずいでしょう。

 ちなみに本作は原作の漫画ではタイトルが「金色のガッシュ!!」、アニメでは(おそらく「ガッシュ」という単語の著作権関係で)「金色のガッシュベル!!」となっています。

 
 
 

解説

作品の概要

 次期魔界の王を決めるため人間界に放たれた100人の魔物の子の戦いを描く「金色のガッシュベル!!」。
 魔物の子は人間とペアになることでそれぞれ固有の魔法を使えます。

 ジャンルとしては「能力系バトル漫画」であると言え、その界隈では名作の1つだと思います。

 それぞれの能力を駆使したバトル自体もおもしろいですが、これに加えて本作は人間と魔物の絆の描き方が上手く、非常に感動する作品となっています。

 ストーリー自体は特別に難しい・複雑というわけではなく、少年漫画を逸脱しない枠での大人も楽しめる物語の描き方は、作者の技量を感じます。

 
 

気まずいシーン

 しかしながら「金色のガッシュベル!!」は下ネタギャグがなかなかストレートで、これが残念というか気まずいなぁと思います。

 具体的には「オッパイ」といった単語が頻出し、それにまつわるギャグが多用されます。
 少年漫画らしいギャグと言えなくもないですが、本作は2001年から連載の作品であり、下ネタギャグの在り方に時代を感じるとも言えます。

 下ネタギャグシーンはおおむね登場人物の「フォルゴレ」の歌、「ナゾナゾ博士」の味方「ビッグ・ボイン」の登場などで多発します。

 またこれらよりは幾分子供らしいですが、「ティオ」のパンツを執拗に奪う「モモン」も下ネタギャグと言えるでしょう。

 
 
 

参考資料

-子供に見せて気まずくないか?

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