発達性読み書き障害 診断

学習障害(LD)とは?|わかりやすく簡単に解説

公開日:2026年3月13日


 
 

学習障害(LD)とは

 学習障害とは、知的障害などがないにもかかわらず、学習が著しく困難な状態のことです。

 「learning disabilities」の頭文字を取り「LD(エルディー)」と表現されます。

 学習障害は、そもそも勉強をしていないなどのケースを除きます。

 
 
 

解説

学習障害の状態

 学習障害では、知的な遅れはないのに学習の習得に著しい困難さを示します。
 ここで言う学習とは、聞く・話す・読む・書く・計算する・推論する能力を指します。

 これらの全部ではなくてもいずれかに困難さを示します。

 中枢神経系における何らかの機能障害があると推定され、本人の単純な努力不足・勉強不足というわけではありません。

 人並みに学習を行っているのに、聞く・話す・読む・書く・計算する・推論する能力のいずれかに著しい困難さを示すのが学習障害です。

 
 

除外する要因

 以下のような要因による学習の困難さは、学習障害ではありません。

  • 知的障害
  • 視覚障害
  • 聴覚障害
  • 情緒障害
  • ASD(自閉症スペクトラム障害)
  • ADHD(注意欠如多動性障害)
  • その他の環境要因

 
 

用語について

 学習障害(LD)という言葉は、医学・教育・心理学など複数の分野で幅広く使用される専門用語です。

 元々は教育用語の1つとして登場しました。

 現在では知的障害を伴わない発達障害の1つとして学習障害は用いられることが多いです。

 日本LD学会のホームページででは複数形である「learning disabilities」が正式名称として用いられますが、複数形でない「learning disability」という表記もサイトによっては見られます。
 どちらも同じ学習障害およびLDを指す言葉と言えるでしょう。

 
 
 

参考資料

『LD等の用語解説』(一般社団法人 日本LD学会)2026年1月24日閲覧

『ディスレクシア』(国立成育医療研究センター)2026年1月25日閲覧

後藤多可志、宇野彰、春原則子、金子真人、粟屋徳子、狐塚順子、片野晶子(2010)『発達性読み書き障害児における視機能, 視知覚および視覚認知機能について』(日本音声言語医学会)2026年1月24日閲覧

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