「間違いだらけの子育て」レビュー
ポー・ブロンソン&アシュリー・メリーマン著、
「間違いだらけの子育て―子育ての常識を変える10の最新ルール」を読みました。
読んだ感想としては、
「子育てにおいて必読の1冊」「育児関連の本を読むならとりあえずこの1冊をまず」といった感想です。
「間違いだらけの子育て」とは?
子育てというのは多くの人の関心事ですが、
巷に溢れる情報は「我が家は~だった」という経験則ばかりです。
個人の主観ではなくて、科学的根拠に基づいた客観的な情報って少ないです。
不思議なことに、
こと育児に関しては専門家ですら自分の体験談はあたかも科学的根拠のある事実のように語ることが少なくありません。
そんな子育てにおいて、
科学的根拠(エビデンス)を大切に育児や教育について考えた1冊が「間違いだらけの子育て」です。
内容としてはやや専門的ではありますが、それでも読みやすいように文章をまとめている印象は受けます。
そのため文体としては「専門的だけれど、比較的接しやすい本」といった感じだと思います。
「間違いだらけの子育て」の解説
以下、個人的に要点だと思ったところをまとめます。
おわりに
子育てにおいてなにか知識を得ようと思ったときに大切なのは、「事実と主観を区別できる」ことだと思います。
世の中には「私はこうしたからうちの子供はこう育った」といった言い方をする人がいます。
要するに、
自分の1回だけの経験をまるで世の中のどんなケースにも通用する真実のように言う人がいます。
そういう
主観と客観を混同している人の意見に振り回されていると、育児は非常に右往左往する大変なものになります。
そんな自体を避け、
もっとシンプルに子育てのより良い方法のヒントになるのが「間違いだらけの子育て」なのかなと思います。
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