育児・教育コラム

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親がスマホに依存すれば子供だってスマホに依存しちゃうよね

公開日:2025年4月6日


 
 

親がスマホをやめなきゃ子供だってやめられない

ついつい触ってしまうスマホ

 親がスマホばっかり触っていたら、子供もスマホばっかりの生活になってしまう。

 当たり前と言えば当たり前ですが、難しい問題でもあります。
 なぜなら多くの大人にとってスマホはとても便利で、なんとも手放せない道具の1つだからです。

 電話など仕事で使うこともあれば、動画など娯楽で使うこともあります。
 地図やネットショッピングなど生活で使うこともあります。
 そして子供に少し渡して動画を再生すれば、子供を大人しくさせる便利グッズにもなってくれる。

 スマホはとても便利で、隙間時間があればついつい画面を見てしまいます。

 
 

子供のスマホ依存への危機感

 一方で、子供がスマホの動画に釘付けになっているとき、子供が1日中スマホを貸してと言って来るとき、余暇時間にスマホを何時間も触っているとき、多くの親は「ちょっとまずいな」と思います。

 自分がスマホを長時間触っていることは棚に上げて、子供が長時間触っているところを見ると危機感を覚えてしまいます。

 解決策はシンプルですがとても難しい。
 生活環境が一緒である親自身が、子供と一緒にスマホを卒業する。あるいは必要なときに最低限使う。

 それが一番説得力があり、一番習慣を作りやすいでしょう。

 けれどもそれは簡単ではありません。

 これまで使っていたスマホが使えなくなり、子供は駄々をこねるでしょう。
 今までスマホに任せていた子供の相手を、親は一手に引き受けます。
 自分だってスマホを触りたいのに、スマホを触れず駄々をこねる子供の相手をしないといけない。
 親だって決心が揺らぐでしょう。

 けれど、結局は子供は親を見て育ちます。
 どこかで踏みとどまらないと、親が意識を変えないと、子供の習慣は変えられません。

 親がスマホに依存しない生活スタイルと確立しなければ、子供自身もスマホのない生活・過ごし方を想像することは難しいでしょう。

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