子供にプログラミングを教えるなら将棋を教えた方がいい
小学校でもプログラミング教育が必修化しますね。
ITが進歩し普及している昨今、我が子へのIT教育やプログラミング教育について考える家庭も多いかもしれません。
個人的には、
幼児・小学生の頃はプログラミングを実際にさせるよりは、将棋などの論理的な思考能力を鍛える遊びをやるほうが先なのではないかと思います。
もちろん、子供が自発的にプログラミングをやりたいならさせてあげていいと思いますが。
ただ、親のほうが主になって働きかける必要はないのかなと。
小学校のプログラミング教育必修化
小学校でもプログラミング教育が必修化しますが、
小学校ではプログラミング言語を実際に触ってプログラミングするわけではなく、プログラミングに際しての論理的な考え方自体の学習を行うようです。
これについてはおおむね賛成で、
理由はプログラミング言語は種類がいろいろあり、どの言語が重要かというのは時代によって変わるからです。
だから子供達が大人になったとき、作りたいものを作るときに必要なプログラミング言語をチョイスすればいいわけで、「この言語」と国や学校が指定する必要はないわけです。
ITが進歩する社会を担うためにはきっと子供の頃から「論理的な思考能力」を身に付けることが必要なのでしょう。
まあ、「論理的な思考能力」が大切なのは何もITに限ったことではありませんが。
プログラミング教育必修化については以下に詳しく。
論理的な思考能力はプログラミングじゃなくても身に付く
プログラミングはパソコンで行うわけですが、パソコンはネットに繋がっていると娯楽の誘惑も多くて子供には一長一短です。
そしてパソコンだけでなく、論理的思考能力を身に付けるにあたって最近は様々なプログラミング教材がありますね。
個人的に思うのは、
子供の学習に特別で新しい教材は別にいらないということです。
子供が学ぶ上で必要なのは、
学ぶことが楽しいと思える子供の好奇心と、そう思えるきっかけを作れるような大人の配慮です。
さらにプログラミングに必要な論理的思考能力をもう少し紐解いていくと、
限られた状況の中でいかにあるものを工夫して問題を解けるか。
先のことを予想し、起こりうることを想定して対応策を練ることができるか。
こういったことが必要になってきます。
論理的思考能力を鍛えるなら、例えば昔からある遊びである将棋はかなり頭の体操になるでしょう。
相手の動きを先まで予測し、自分の持ち駒でいかにして勝つか。
そういった考える力が身につきます。
おわりに
時代の変化に対応することも大切ですが、一方で新しいものに安易に飛びつくのではなく冷静にこれまでの時代の流れを読み取ることも必要です。
昔からある遊びはある意味でよくできていて、子供の発達を促すものも多いです。
例えば将棋は論理的思考能力を身に付けることに役立ちます。
最近は駒の動きが書いてある将棋も多く、子供やルールを知らない大人でも始めやすい配慮がなされています。