再検査信頼性とは?
「再検査信頼性(さいけんさしんらいせい)」とは、統計学や心理学など学問における専門用語の1つです。
再検査信頼性とは、「その検査を複数回行っても安定した結果が得られるかどうか」を表します。
解説
再検査信頼性の位置付け
検査の精度において「妥当性」と「信頼性」は重要な指標と考えられます。
妥当性と信頼性は以下のようなことを指します。
- 妥当性:測定したいものを測定できているか(的外れな検査になっていないか)
- 信頼性:測定したものに誤差はないか(正確に測れる検査なのか)
そして妥当性や信頼性にはいくつかの種類があり、具体的には以下のようになります。
- 【妥当性】
・基準関連妥当性
・構成概念妥当性
・内容的妥当性 - 【信頼性】
・再検査信頼性
・評定者間信頼性
・内的整合性
このように再検査信頼性は、信頼性における1つの側面となります。
再検査信頼性の例
再検査信頼性は、同一検査を同一の対象者群に一定期間をおいて実施し、得られた結果に相関があるかを見ます。
つまり再検査信頼性は同じ人に同じ検査をやったときに結果がぶれないかを見ます。
例えば身長測定は再検査信頼性が高い検査と言えるかもしれません。
一度身長を測り、1分後にもう1回測ってもおそらく多くの人は同じ身長となっているでしょう。
1分で身長が伸びるとは考えにくいので、身長測定の値が1分後も同じであることは正しいと考えられます。
一方で、例えば検温などは再検査信頼性の観点から言うと微妙かもしれません。
今体温を測って、すぐにもう1回体温を測ったとき、異なる体温が出た経験がある人は少なくないのではないでしょうか。
これを踏まえると、再検査信頼性が低い検査・測定方法ほど、1回だけの結果を鵜呑みにしないことが大切であることがわかります。
信頼性・妥当性とは?
参考資料
『発達障害者支援とアセスメントに関するガイドライン』(特定非営利活動法人 アスペ・エルデの会)2025年3月15日閲覧



