発達障害の支援において適切なアセスメント(評価)は重要です。
このページでは、アセスメントにおける基本的な考えや疑問を整理していきます。
アセスメントは誰が行うべきか?
アセスメント(評価)は支援と一体化したものであることが望ましいです。
この観点から、評価は実際の支援者が行うか、あるいは実施された評価を読み解く知識を有することが望ましいと考えられます。
解説
支援者がアセスメントを知る重要性
専門機関で評価がある程度行われている場合、支援者や支援施設でまったく検査・評価が実施されないケースがしばしばあります。
しかしながら、実際に評価を行うことで得られる情報は支援において重要な手掛かりとなります。
可能な範囲で、支援者自らが評価を行うほうが情報量は多いでしょう。
もちろん、全ての評価を福祉施設や教育現場で行うことは難しいのも現実です。
(例えば学校でクラスの担任の先生が、気になる生徒全員に知能検査を取ることは難しいでしょう)
児童相談所や医療機関で検査が実施され、支援者はその結果を見るだけということも少なくありません。
そのような場合は、他機関で実施された検査・評価を読み解き、支援につなげることができる知識を持つことが大切になります。
そのためには、アセスメントについて学んでおくことが必要です。
アセスメントを支援につなげる重要性
反対に、アセスメントを行う立場の人は「評価して終わり」という支援につながらない評価をしてはいけません。
検査や評価を行う場合は、そこからどのような支援方法が考えられるか、どのような配慮が見出されるかを考えなければなりません。
アセスメントは支援と一体であるべきであり、そうでなければアセスメントを行う意義は薄いでしょう。
このように考えると、評価者は支援者にわかりやすい形で評価結果を伝えることも、アセスメントにおいては重要かもしれません。
参考資料
『発達障害者支援とアセスメントに関するガイドライン』(特定非営利活動法人 アスペ・エルデの会)2025年3月15日閲覧


