【目次】 [close]
特別支援教育におけるIT機器の活用
特別支援教育は障害など何らかの特別な支援が必要とされるお子さんを対象にした教育ですね。
特別支援教育では、身体障害により「字を書く」とか「声を出して話す」といったことが難しいお子さんがしばしばいます。
そういった際に、ICTを活用することが有意義な場合もあります。
今日は特別支援教育でよく使うICT機器についてです。
特別支援教育のためのIT支援機器一覧
ジェリービーンスイッチツイスト
押しボタン式のスイッチです。
特別支援教育においてICTを活用する、特に身体障害も伴うお子さんの場合でしたら押しボタンスイッチは必須でありよく使う道具の1つです。
押しボタン式のスイッチはいろいろありますが、上記の「ジェリービーンスイッチツイスト」は有名どころ。
値段はそれなりにしますが、価格に見合ったクオリティです。
たっちぴこ
同様に押しボタンスイッチ。
こちらはジェリービーンよりお値段お安め。
ジェリービーンに比べると外側の感度がイマイチですが、機能的には充分。
Tobii Eye Tracker 4C
スイッチを押すといった機器操作が難しい重度の身体障害があるお子さん、いわゆる「重心」のお子さんの場合はより体の少ない動きで操作できる方法を考えます。
その選択肢の1つが視線入力装置。
視線入力の機種は複数ありますが、現実的な価格帯で考えると上記の「Tobii Eye Tracker 4C」がほぼ唯一の選択肢となるでしょう。
固定用アーム
スイッチやパソコンなど機器の固定に。
ベッドサイドで重宝しますね。
このアームは頑丈でありながら、調整はノブ1つでできる優れ物。
固定用クランプ
先ほどのアームは両端のパーツが別売りです。
スイッチやパソコン、固定したい物や用途に応じて先端部分を選択します。
こちらは机など堅い板にはさむかたちで固定するためのクランプ。
PC固定用パーツ
こちらはPCを固定するパーツ。
アームと合わせて使えば、ベッドサイドで寝ながらの姿勢でもパソコンを操作できます。
意思伝達装置と合わせて使われることが多いですね。
MaBeee(マビー)
次世代のBDアダプターといったところでしょうか。
乾電池で動くおもちゃをiPadで操作できるようにする道具です。
見た目は乾電池ですが、中にBluetoothが入っており、それによってiPadと無線でつながります。
専用のアプリにてiPadで操作、アプリは無料です。