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作業療法士(OT)のためのIT支援機器一覧~スイッチを使った訓練~

公開日:2019年3月9日


 
 

作業療法におけるIT機器の活用

脳性麻痺や重症心身障害、いわゆる「小児」や「重心」の分野において作業療法士(OT)はしばしばスイッチを使ったリハを行うことがあります。

身体障害などに伴う活動制限を、スイッチやIT機器で代替するためです。

今日はIT支援でよく使う機器をピックアップします。

 
 
 

OTのためのIT支援機器一覧

ジェリービーンスイッチツイスト

押しボタンスイッチの王道。

値段はそれなりにしますが、価格にふさわしいクオリティ。

押しボタンスイッチの中では性能が良く、間違いがない逸品。

 
 

たっちぴこ

同様に押しボタンスイッチ。

こちらはジェリービーンよりお値段お安め。

ジェリービーンに比べると外側の感度がイマイチですが、機能的には充分。

 
 

Tobii Eye Tracker 4C 

視線入力装置。

精度から考えるとコスパが良いアイテム。

WindowsのパソコンにUSB接続で使えます。

 
 

固定用アーム

スイッチやパソコンなど機器の固定に。
ベッドサイドで重宝しますね。

このアームは頑丈でありながら、調整はノブ1つでできる優れ物。

 
 

固定用クランプ 

先ほどのアームは両端のパーツが別売りです。
スイッチやパソコン、固定したい物や用途に応じて先端部分を選択します。

こちらは机など堅い板にはさむかたちで固定するためのクランプ。

 
 

PC固定用パーツ

こちらはPCを固定するパーツ。
アームと合わせて使えば、ベッドサイドで寝ながらの姿勢でもパソコンを操作できます。

意思伝達装置と合わせて使われることが多いですね。

 
 

MaBeee(マビー)

次世代のBDアダプターといったところでしょうか。

乾電池で動くおもちゃをiPadで操作できるようにする道具です。

見た目は乾電池ですが、中にBluetoothが入っており、それによってiPadと無線でつながります。

専用のアプリにてiPadで操作、アプリは無料です。

 
 
 

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