「さ行(さしすせそ)」が言えるのは何歳から?
子供が「さ行(さしすせそ)」が言えるのは何歳くらいからなのでしょう?
子供の幼い頃の拙い発音はかわいらしいものですが、子供が大きくなるにつれ、発音の上達が気になってくるのも親心ですよね。
個人差はありますが、
「さ行(さしすせそ)」の音はおおむね4歳半前後くらいから出る音です。
以下、もう少し詳しく。
日本語の音の獲得時期
子供の発音は発達心理学や音声学、歯科医学など様々な分野が関わってきます。
いずれにせよ、人間が発する音は口およびその周辺をうまく使うことで出すことができます。
舌の器用さ唇の筋肉など、口腔機関の成長に伴って音のレパートリーは増えていきます。
一般に、日本語の音は幼児期に完成すると言われています。
つまり小学校入学前くらいに日本語に必要な音はおおむね発音できるようになるわけです。
そして歯学博士である湧井豊氏の著書、「構音障害の指導技法 音の出し方とそのプログラム」によると、
「さ行(さしすせそ)」の音は4歳~4歳6カ月頃に出始める音とされています。
「さ行(さしすせそ)」が言えないときは?
子供の成長には個人差がありますから、適齢期になってもその音が出ないこともあるでしょう。
著しく発音が遅れている場合は、発音練習を行ったほうがいい場合もあります。
発音の練習は医学的には「構音訓練(こうおんくんれん)」と言われます。
構音訓練は小児リハビリのジャンルになりますので、
お子さんの発音が気になるときは小児のリハビリ科がある病院に相談してみてもいいかもしれません。
まとめ
子供が「さ行(さしすせそ)」が言えるのは何歳くらいからなのでしょう?
歯学博士である湧井豊氏の著書、「構音障害の指導技法 音の出し方とそのプログラム」によると、
「さ行(さしすせそ)」の音は4歳~4歳6カ月頃に出始める音とされています。
発音の練習(構音訓練)は小児リハビリのジャンルになりますので、
お子さんの発音が気になるときは小児のリハビリ科がある病院に相談してみてもいいかもしれません。
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