スイッチで動くおもちゃやiPadタッチャーを自作する際に電池ボックスを改造することがあります。
【電池ボックスとは?】
電池ボックスとはその名の通り電池を入れるボックスです。
電子工作などをする際に、電池を入れる場所となります。
ボックス自体にON/OFFのスイッチが付いていているものもあります。
電池ボックスはどれもさほど違いはありませんが、
・ON/OFFのスイッチの有無
・電池のサイズ
・電池の本数
などが選ぶときのポイントです。
そのときの自分の状況に合った物を選びましょう。
【電池ボックスにスイッチを差し込めるようにする】
例えばタブレットに使うスイッチインターフェースを自作する際、電池の電流をスイッチでON/OFFする必要が出てきます。
その場合、スイッチを電池ボックスに差し込めるようにすると便利です。
【作製の概要】
電池ボックスはなんでもいいですが、今回は例として単3電池が3本入る電池ボックスを使います。
ON/OFFのスイッチの有無はどちらでもOKです。好みでお選びください。
電池3本入るスペースの内、1本をスイッチを差し込むためのパーツを取り付けるスペースに使います。
ですので、作製後は電池が2本しか入らなくなります。
ですので今回紹介する作り方でスイッチを接続する場合は、必要な電池の本数より多く入る電池ボックスを準備しましょう。
【用意する材料と道具】
材料と道具は以下の通りです。
<材料>
・電池ボックス
・スイッチのジャック(メス)
・リード線
・はんだ
・単3電池 2本
いずれもアマゾンなどのネットで手に入ります。
ジャックは3.5mmの物がいろんなスイッチに使えるのでおすすめです。
<道具>
・はんだこて
・ドリル
・ニッパ
・スイッチ
ニッパはリード線を切るときに使うだけなのでハサミでも代用可能です。
スイッチはなんでもいいです。
すでにお持ちの方はあえてそろえる必要もないでしょう。
ただ、スイッチの端子とジャック(メス)のサイズは合わせましょう。
プラスチックである電池ボックスに穴を開ける術があれば、ドリルも必須ではありません。
【作製手順】
まずは乾電池を1か所はずします。
電池ボックスに穴をあけてジャック(メス)を埋め込みます。
リード線をはんだ付けします。
ドリルの使用やはんだ付けの際は怪我をしないように注意して作業しましょう。
完成です。手順としてはあっという間ですね。
スイッチを接続して動作確認しましょう。
これを応用するとiPadやタブレット、スマートフォンに使えるスイッチインターフェースを作ることができます。
補足記事:タブレット用スイッチインターフェース自作