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子供が似顔絵を書けるのは何歳から?~筆記と創造力の発達~

公開日:2019年2月28日

 
 

 
 
 

似顔絵を描けるのは何歳から?

子供が似顔絵を描いてくれるようになるのは何歳頃なのでしょう?

幼い子供が一生懸命、人の顔のようなものを描く。

「これなあに?」と聞くと、「ママ」あるいは「パパ」と答えてくれる。

親にとって子供が描いてくれた似顔絵は嬉しいものですね。

似顔絵はおおむね3歳頃から描くことができはじめます。

以下、もう少し詳しく。

 
 
 

子供の発達と似顔絵


似顔絵といってもそのクオリティは様々ですね。

まあ、子供が書く絵に細かいところ求めてもしょうがないです。特に最初は。

とりあえず、丸の中に目と口、あるいは鼻のようなものがあれば人の顔には見えるでしょう。

こういったシンプルな人の顔は何歳頃から書けるものなのでしょう?

子供の発達を見る検査に津守式乳幼児精神発達質問紙というものがあります。

津守式によると、
顔に目や口などがついた簡単な絵は、およそ3歳相当の発達とされています。

 
 
 

子供が似顔絵を描けるようになるには?

書くという営みは習慣による個人差も大きいですが、

おおむね2歳後半くらいから丸を書くことができはじめます。

そして3歳頃になると先述のような、簡単な顔を書けるようになってきます。

小さい頃は「なぐり書き」という言葉通り乱雑な線でのお絵描きですね。

そこから丸や顔を書くには、やはり線を止めることが必要です。

自分で自分の手をコントロールして、鉛筆を止め、直線や曲線を作り、円を書く。

そういった上肢のコントロールが必要になります。

 
 
 

まとめ

子供が似顔絵を描いてくれるようになるのは何歳頃なのでしょう?

似顔絵をというと上手い下手によってその完成度は様々ですが、
とりあえず丸の中に目と口、あるいは鼻のようなものがあれば人の顔には見えるでしょう。

そういった顔に目や口などがついた簡単な絵は、およそ3歳頃から可能と考えられます。

 
 
 

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参考資料

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