一人でお風呂は何歳から?
子供が一人でお風呂に入ることができるのは何歳頃からでしょう?
個人差と家庭環境の差にもよりますので、こういった生活習慣にあまり年齢は気にしなくていいですが、それでも目安がほしい場合は
おおむね6~7歳頃からなら、入ろうと思えば一人でお風呂に入ることも可能と考えられます。
以下、もう少し詳しく。
「一人でお風呂に入る」とは?
「一人でお風呂に入る」とは、「入浴の自立」ですね。
つまり入浴に関わる行動を自分一人でできることです。
入浴に関わる行動とは、
- 自分で浴槽への出入りができる
- シャワーや洗面器を扱える
- 洋服の脱ぎ着が一人でできる
- 自分で体や頭を過不足なく洗える
などがありますね。
こういったことができてはじめて「一人でお風呂に入ることができる」と考えられるでしょう。
入浴の自立と子供の発達
子供の一般的な成長過程、つまり正常発達を知る資料として
遠城寺式乳幼児分析的発達検査
津守式乳幼児精神発達質問紙
などを参考に、「入浴の自立」について考えてみます。
まず、
頭にお湯がかかったり、顔を洗ったりしても泣かないのは3歳頃からです。
この頃はまだお母さんやお父さんに洗ってもらう必要はありますが、少なくとも顔や頭にお湯がかかっても対応できてきます。
そして、
4歳頃から自分で身体をある程度は洗えるようになってきます。
そうやって4~5歳頃に自分で体や頭を洗うことに慣れていきます。
それと並行し、
6歳頃になると自分で洋服の脱ぎ着ができ、親が手伝うことがほとんどなくなってきます。
さらに、
7歳頃になると自分で頭も洗えるようになってくるでしょう。
まとめ
以上のように、
6~7歳頃になると入浴に必要な生活動作が自立してきます。
もちろん、それまでの間にシャンプーの使い方や身体を洗うときのポイントなどは適宜教えてあげましょう。
ちなみに親子でお風呂に入ることも大切なコミュニケーションの1つなので、あまり「○○歳になったら一人で入りなさい」と気にしすぎる必要もないでしょう。
あくまでお子さんのペースに合わせて。
その他の記事
子供の発音は何歳まで様子を見て、何歳から練習させたほうがいいのか?