マンガと子供の発達の関係性について。
漫画は何歳から?
娯楽としての要素が強い漫画。
その一方で、歴史や科学などを扱った小学生向けの「勉強になるような漫画」もありますね。
このように考えると、
漫画が読めるようになることもある種の勉強なのかもしれません。
じゃあ、
漫画って、何歳から読めるものなのでしょう?
漫画を読むためには字を読んだりストーリー性を理解する必要があります。
個人差はあるでしょうが、
漫画は6歳頃から読めることが考えられます。
以下、もう少し詳しく。
「漫画を読める」という発達
漫画を読むためにはまず字を読める必要があります。
さらに、コマ割りがわかったりりストーリー性が理解できないと漫画は楽しめないでしょう。
漫画を読む能力は、何歳くらいから備わるものなのでしょう?
子供の発達の目安を知るものの1つとして、津守式乳幼児精神発達質問紙というものがあります。
上記によると、
漫画を読めるのはおよそ6歳半頃とされています。
本を読むことに関する子供の発達
漫画を読むことに関連して、もう少し子供の発達をみていきましょう。
新生児の赤ちゃんは本を読み聞かせてみてもじゃあ本を理解して興味を持っているかと言えば微妙ですね。
個人差はありますが、
絵本に興味が出て本を読んでもらいたがるのは1歳半や2歳頃からです。
その後、字が読めるかどうかは別として、
自分なりに絵本を一人で読める時間が長くなっていきます。
4~5歳頃に文字を読むことができはじめ、
5歳半頃には文字の拾い読みがはじまります。
そうやって読める文字や言葉が増え始め、
6歳前後には絵本の文字を読んでその内容をある程度理解できるようになってきます。
絵本をある程度読めるようになると、今度はさらに文字が多かったりコマ割が複雑な漫画の理解へと移行していきます。
まとめ
娯楽としての要素が強い漫画ですが、歴史や科学などを扱った小学生向けの「勉強になるような漫画」もありますね。
また、本を読んで新しい知識を得るという経験は積むことは大切です。
このように考えると、漫画を読むという行為も子供の発達にはそれはそれで重要なのでしょう。
個人差はあるでしょうが、
漫画は6歳頃から読めることが考えられます。
経過としては
まずは大人に読んでもらうでもかまわないので絵本に興味を持ち、楽しめることが大切です。
その後、自分なりにでいいので、一人で読める時間も伸ばしていきます。
字をはじめは拾い読みでもいいので読んでみて、次第に意味がわかるように読んでいきます。
そうやって本を読む習慣、知らなかったことを本を通して知る喜びを体験し、その延長線上として漫画を手にとってみてはいかがでしょう。