告げ口のは何歳から?
子供同士で喧嘩をした際、それを親や先生に言いつけに来る。
こういった様子は何歳頃から見られるのでしょうか?
個人差はありますが、
子供同士の出来事を親に告げ口するのは、2歳半ば頃から見られると考えられます。
解説
告げ口をし始める時期
子供の発達を見る検査に、遠城寺式乳幼児分析的発達検査というものがあります。
子供の発達を簡易的ではありますが全体的に見ることができる、専門機関でもよく使われている検査です。
上記によると、友達と喧嘩をした際、それを言いつけにくる行為は2歳3か月から2歳6か月相当の対人関係の発達と位置付けられています。
「告げ口」と聞くとネガティブなイメージを持つ人も多いかと思いますが、子供が親に何かを言いつけにくる行為は定型発達においてよく見られる「成長過程」であることがわかります。
告げ口をできることは言葉の発達であると同時に、社会性(コミュニケーション面)の発達とも言えます。
子供の言葉とコミュニケーションの発達
子供の言葉やコミュニケーションの発達という観点から見ると、「告げ口」や「言いつけ」は子供が言葉を「報告」として使えていることを示すでしょう。
子供は言葉を覚え始めると、「ご飯食べる」「あれ取って」など言葉を「要求」する手段として用いていきます。
このようにして言葉を使って他者にはたらきかけることを経験していきます。
そしてコミュニケーション面が発達していく中で、言葉を別の用途でも使用していきます。
「お花が綺麗だね~」「ワンワンがいるよ!」といった「共感」や、「保育園で〇〇ちゃんと遊んだよ」「公園に行ったよ」といった「報告」などです。
言葉を要求以外で使えることは、子供のコミュニケーション面の発達として非常に重要です。
「告げ口」や「言いつけ」をすることは、他者に自分のことを伝えようとするコミュニケーション面の発達でもあるわけです。
参考資料
『遠城寺式乳幼児分析的発達検査法について』(認知神経科学会)2023年3月18日閲覧




