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およそ5歳の子供のコミュニケーション
子供は一般的に親や先生などまずは大人とのコミュニケーションをとりながら、次第に友達同士つまり子供同士のコミュニケーションを深めていきます。
5歳という時期はずいぶんと子供同士のコミュニケーションも盛んです。
5歳頃は、一定のルールに従って子供同士だけで遊びを展開できるようになってくる時期です。
そしてそのルールが4歳頃と比べると巧みだったりひとひねりされていたりします。
以下、5歳頃のコミュニケーション面の発達を具体的に見ていきましょう。
5歳児のコミュニケーション面の発達
遊びに行くとき先に親に言う
「ブランコのとこ行ってくる」など。
遊びに行くとき、行き先を事前に自分から言うという対人意識の芽生えです。
他の子を注意する
例えば兄弟がお店で走っていたら「走っちゃダメでしょ」。
保育園や幼稚園で、友達がやってはいけないことやいたずらをしていたらそれを注意する。
他の子供を注意できる正義感(?)が芽生えるのもこの頃からです。
お買い物ができる
自分で品物をレジに渡し、お金を渡し、必要ならお釣りをもらう。
お金の計算ができるかどうかということではなくて、
お買い物に必要な一連の流れ・やりとりができるということです。
幼い頃は往々にして自分が欲しい物に意識が行き過ぎて、おつりをもらうことを忘れがちです。
おつりも忘れず受け取ることができるかがこの時期のポイントです。
交換遊び
シールやどんぐりなど自分が集めた小さい物を友達にあげたり、交換してやりとりしたりするのもこの頃から。
たくさん取ったほうが勝ち
玉入れやカルタなど、
1回1回の勝敗じゃなくてその合計、最終的にたくさん取れた方が勝ちというのがわかるのもこの頃からです。
高鬼ができる
高鬼とは、「高い所にいれば鬼に捕まらない」というルールが追加された鬼ごっこの発展系ですね。
オーソドックスな遊びにアレンジを加えたルールが理解できはじめます。
協力して1つの物を作る
砂場やブロックなどで、友達と協力して1つの物を作ることができはじめる時期でもあります。
おわりに
以上のように、5歳頃になってくると大人とではなく対子供とのやりとりの項目や目安が増えてきますね。
まあ、子供の発達には個人差がありますからあくまで参考程度に。