IQは高ければ高いほどいい?
IQ(知能指数)は高ければ高いほどいいというわけでなく、120くらいがちょうどいいと俗に言われます。
実際どうなのでしょうか?
「生きづらさ」というものは個人の価値観や気質にもよるのでIQだけで説明できるものではないですが、
IQは高ければ高いほどいいかというとそうも言えず、高すぎるIQは周囲との差が顕著で生活に違和感を感じる可能性はあります。
そしてその境界がIQ120~130であると考えられます。
解説
IQの平均

知能検査の種類にもよりますが、医療機関などで行われる知能検査の場合IQの平均値は100となります。
そして平均域は諸説ありますが、
狭く捉えるとIQの平均域は85~115、広く捉えると70~130ほどになります。
ちなみにIQ70~85は知的障害のグレーゾーンと言われ、IQ70以下は知的障害の可能性が出てきます。
IQの標準偏差
知能検査の類で重要な要素に「標準偏差」があります。
※詳しくは最後の補足をご覧ください。
標準偏差についての詳細はここでは割愛しますが、
知能検査の1つでウェクスラー式知能検査の場合、標準偏差は15です。
100-15は85です。
先ほどIQ70~85は知的障害のグレーゾーンと述べました。
100-(15×2)は70です。
70以下は知的障害の可能性があることも述べました。
知能検査において標準偏差分の値が動くことは、大きな意味を持つことがわかります。
IQが高すぎるということ
知能検査の類において、標準偏差のぶん値が変化することは大きな意味を持つことがわかります。
これを踏まえると、標準偏差2つぶんの変化であるIQ130が平均からなかなか逸脱した値であることがわかります。
一方でIQ120は平均よりも高いですが、まだそこまでとびぬけていないことがわかります。
一般に知的障害のある方には特別支援教育など特別な配慮がされます。
一方で(日本ではあまりないですが)海外などではIQが高すぎる人も「ギフテッド」などの名称で特別な配慮やカリキュラムを受けることができます。
知能が高すぎるということは、高いゆえに多数派である平均域の人と話が噛み合わない、感覚がずれることがあります。
そして目安としては、標準偏差2つぶん(専門的には「2SD」と言ったりします。「SD」は標準偏差のことです)が顕著な差と考えられます。


