内緒話をできるのはいつから?
「内緒話」「ひそひそ話」「こしょこしょ話」。
言い方は様々ですが要するに「周囲に聞こえないよう声を潜めて内々で話す」行為は何歳頃か見られるのでしょうか?
個人差は当然ありますが、内緒話をできるのは5歳前後くらいからと考えられます。
解説
内緒話の背景
例えばそれが人の悪口や陰口であるならば、内緒話はあまり褒められる行為ではありません。
しかしながら、内緒話自体をできるというのはその子のコミュニケーション面の発達でもあると考えられます。
周囲に聞こえないように声を小さくすることや、内容によって話していい人と話さない人を判断する力。
こういった力は子供、特に幼児期にとって大切なコミュニケーション面の発達とも言えるでしょう。
内緒話ができる時期
子供の発達を客観的に見る方法の1つとして津守式乳幼児精神発達質問紙や、KIDS乳幼児発達スケールというものがあります。
子供の発達を全体的に見ることができる質問紙です。
これらによると、内緒話は4歳後半頃から6歳台にかけて見られると考えられています。
「内緒話」というもの自体、定義がはっきりしにくいため時期も幅が広くはなっていますが、いずれにせよ幼児期に内緒話が見られることは定型発達においてよくある傾向の1つと言えるでしょう。
内緒話とコミュニケーションの発達
先述の通り、内緒話をできるという行為自体はコミュニケーション面の発達として重要です。
幼い子供は状況に応じて声の大きさを調整できないことがしばしばあります。
内緒話はこういった声のボリュームの調整ができないと成立しません。
また、なぜ周囲にその内容を秘密にするのかといった場面の読み取りも必要です。
さらに、秘密の内容を相手と共有できているという満足感やコミュニケーションへの興味も重要でしょう。
このように、内緒話は子供のコミュニケーション面の発達を見る上で、興味深いポイントの1つと言えます。

